胞が劣化する現象「糖化」が起こります。糖化はお肌のシミやシワ、骨や血管の劣化、脳細胞の劣化を招き、記憶力の低下・認知症、老化の原因になります。
さらに、体内に取り込んだ砂糖を分解・吸収するためには大量のビタミンB群やミネラルを消費するため、カルシウムやマグネシウムなどの他の栄養素の吸収に必要な栄養が無くなり、イライラの原因などになると言われており、近年は砂糖に対する危険性が危惧されています。
–砂糖をキッカケとした健康への悪影響は軽視されています–
砂糖は様々な病気の原因となる事がわかっています。
・甘味料(スクラロース、ステビア)について
続いて「THE I’s」に使用しているのはスクラロースやステビアについてです。まず、甘味料に対して、偏った見解やエビデンスの無い憶測レベルで不安を煽る方がいますが、甘味料としてスクラロースやステビアが確実に原因とされる健康被害は事実としてありません。
すべて「●●だろう」や「かもしれない」という目に見えないから怖い危ないという内容でエビデンスに基づいていません。スクラロースやステビアなどの甘味料は糖尿病の治療や肥満の抑制に効果がある事が医学的にも科学的にも認められています。ここからそれぞれの甘味料についてご説明します。
[スクラロース]
スクラロースは、ショ糖(スクロース、砂糖)が原料で、砂糖の3カ所の水酸基を塩素原子に置換することにより生成された工の甘味料です。ショ糖の約600倍の甘味を持ちますが、スクラロースの特徴としては身体に摂取されたスクラロースの大半は分解されず、消化管を通過します。吸収されたわずかなスクラロースも代謝されず、速やかに尿中に排出され体内に蓄積されませんので安全と言えます。血糖値もあがりません。
子どもや妊娠・授乳中の女性を含め、人に対して安全と考えられており、世界約80ヵ国(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコなど)で、食品・飲料への使用が許可されています。特に日本より厳しい食品の基準を持つアメリカの食品医薬品庁(FDA:Food and Drug Administration) で1999年に一般向け甘味料として認可されています。
[ステビア]
ステビアは原材料として南米パラグアイとブラジルの国境地帯に自生する多年生キク科植物を使用した天然の甘味料です。ステビアはショ糖の300倍の甘味を持つ甘味料で、日本で品種改良・精製技術の確立・用途開発・安全性試験を繰り返すことにより、砂糖の200~300倍の甘さを持つ天然甘味料として1971年に世界に先駆けて日本企業が製品化したものがステビア甘味料です。現在は世界各国で認可、利用されていますが、アメリカの食品医薬品庁(FDA:Food and Drug Administration) の認可は少し遅く、2008年に認可がされています。吸収されたわずかなステビアも代謝されず、速やかに尿中に排出され体内に蓄積されませんので安全と言えます。血糖値もあがりません。
ステビアとスクラロースの違いですが、ステビアは味覚の官能試験で苦味や渋味が指摘されています。使用する食品の味覚特性によって使い分けを行っています。
・砂糖と甘味料(スクラロース、ステビア)の比較結果
「砂糖」と「スクラロース、ステビア」を比較した際、事実として健康に影響があるのは「砂糖」です。砂糖は様々な病気の原因とされ、老化を促進させます。一方、スクラロース、ステビアについては風評レベルで、事実として健康に害