はじめに・ご挨拶
多くのプロジェクトの中からこの【いぶし銀のミニマル財布】をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
商品名:バックスラッシュ ウォレット
このプロジェクトの趣旨にご賛同頂くことで、ご自身にも誇りを持ち、人も物も大切にする心が繋がっていくものだと心から願っております。
銀箔の経年変化が、長く使い続ける喜びを生む
京都の伝統工芸の職人の親子が、「硫黄の煙で燻(いぶ)した銀箔」を本革に貼り、風合い豊かなコンパクト財布を作りました。
銀箔は、硫黄成分との化学反応によって変色します。そして、硫化の進行具合によって、その色は段階的に異なり、最終的には黒色に至ります。
(この黒色を称して【燻(いぶ)し銀】と呼ばれています。)
もともと気品のある白色をした銀箔ですが、使い続けることで経年変化と手沢により、味わいが増していきます。長い時間の中での革と銀箔、両方の経年変化(エイジング)を楽しんでいただける財布が生まれました。
使いやすくて、コンパクトは当たり前
「硫黄の煙で燻(いぶ)した銀箔」を貼ってある事が最大の特徴ですが、決して「使い勝手」をおろそかにした商品ではありません。
紙幣10枚、コイン20枚、カード5枚とコンパクト財布の標準的な収納量を満たしています。
細部に目を向ければ、随所に「使いやすさ」にこだわった工夫が詰まっていることに気がついて頂けることだろうと思います。
※特許庁意匠登録申請中
大きく開く口金が「ゆとり」を生みだす
斜めに取り付けたバネ口金がパッと目を引くデザインですが、決してインパクト重視の配置ではありません。合理的な理由があります。
斜めにする事で財布の幅(94mm)より長い口金(100m)を用いることができています。
これによって、財布本体のコンパクトさに制限されず、大きく開くコインケースを実現しています。大きく開く分、コインを出し入れしやすくなっています。
▽三角形は取り出しやすく、受け取りやすい
三角形のコインケースは、ただ大きく開くだけが利点ではありません。
一般的にコインケースは、浅いほど取り出しやすく、深いほど収納しやすいという特徴があります。コンパクト財布では、浅い形のコインケースが採用されていることも多く、その取り出しやすさが魅力である反面、レジ前で多量の小銭を受け取る事になった際は、ザッと流し込むことができないため、不便を感じることも少なくありません。
これに対して、三角形は、浅さと深さを併せ持つため、小銭をザッと流し込んでも、小銭が跳ねてこぼれ落ちる心配もありません。
三角形なので、収納量が少なく思われるかもしれませんが、コンパクト財布の標準的な収納量=20枚を満たすよう設計してあります。
(一円硬貨5枚、十円硬貨6枚、百円硬貨6枚、五円硬貨1枚、五十円硬貨1枚、五百円硬貨1枚で換算。)
一目瞭然。小銭と紙幣を一度で見渡せるレイアウト
また、このコインケースは、財布の開閉に関わらず使用することができます。ホックボタンを外し、財布を開いている状態の時には、紙幣とコインを一度に見渡せるので、「いくら財布に入っているのか」所持金の把握が一目瞭然です。
これによってアッチ⇄コッチと、開いたり閉じたりする煩わしさもなく、会計の時短につながります。
もちろん、札入れは、紙幣を折りたたまずに収納できる大きさを確保しています。
「しおり」を挟む感覚のy字スリット
使いやすさの追求は、コインケースにとどまりません。2箇所に設けたカード収納にも、それぞれにこ