ました。そのアイスの栄養成分表を詳しく見てみると、通常のアイスと比較して糖質は若干抑えてありますが、脂質が多く入っており、私の実施していたダイエット(低脂質ダイエット。ローファットダイエットとも言います)には不向きでした。もちろんタンパク質も不十分です。
一番の驚きは、そのアイスはほとんど空気だったという事です。アイスは空気の含有量を多くすることで食感をよくするのですが、空気をたくさん含ませることでカロリーを抑えているアイスが結構あることを学びました。。
他にもいろいろとアイスを探してみましたが、食品表示のトリックを駆使して見せかけの健康的なイメージを打ち出しているものが数多く、たくさんの疑問が生まれるきっかけとなりました。
カロリーオフ食品に対する疑問から生まれた思い
他にも市販のゼロカロリー、または低カロリーのデザート類を試しましたが、それらの類は見せかけの数字だけで食べ応えが無いものが多く、栄養成分も物足りない物ばかりでした。
ふと、そこで思ったのはこの様なカロリーオフのデザートは「口にする食べ物として成立していないのでは?」と疑問を感じはじめました。
カロリーの高いスイーツ類の代替品として利用していましたが、大切な自分の身体の中に摂り入れるものなのに栄養が無い物を食べるのはどうなのか?と強い疑問が生まれはじめました。どうせ口にするなら、「栄養として意味のあるものを摂りたい。」と思い、身体にとって必要な栄養を持ったデザートの要件を「低カロリー、低糖質、低脂質、高タンパク質」としました。そのようなデザートが無いかと探し始めました。
世の中には多種多様なデザートがありますが、自分が決めたデザートの要件を満たしたデザートはありませんでした。そんな時に軽い気持ちで「世の中に無いなら、大切な自分の身体に取り入れるものは自分で作ってみよう。」と思い立ち、どうせ作るなら大好きなアイスを作ろうと考えました。
思い立ったらすぐ行動です。そこからは日々、アイスの自作の連続でした。様々なレシピを考えては試し、作っては食べて、作っては食べての繰り返しです。
数えきれない程の試作を重ねましたがアイスはなかなかうまくいきませんでした。 試作アイス
「どうしてもアイスが食べたい…」
ダイエットなどで食事制限をしていると甘い物が食べたくなります。それはダイエットが進めば進むほど、食事制限が厳しくなればなるほど食べたい欲求が強くなります。
アイスは作るのに非常に時間と手間がかかりますが、アイスを食べたい欲求に支配された私はプライベートな時間をすべてアイスの試作にあてました。それはアメリカ製のアイスクリーム製造マシンを購入してアイスを作るほど強い覚悟です笑
ここまでくると何が何でも作りたい!!という執念でした。寝ても覚めてもアイスの事を考え、プライベートの時間を全て使って試作を行い、自身の身体を実験台に試食を繰り返し、改良に改良を重ねて出来たのが「食事制限中や寝る前でも罪悪感無く、いつでも食べられるアイス」 の原型です。
通常のアイスクリームと比較して、低カロリー、低糖質、低脂質、高タンパク質のアイスを遂に完成させました。ようやく完成したオリジナルの自作アイスは私のダイエットや食事制限の強い味方になりました。
なぜなら、夜寝る前でも食べられる栄養素で構成したアイスなので、寝る前はもちろんのこと、毎食後のデザートとしてアイスを食べる事が出来たのです。
アイスなのにカロリーは120kcal程。糖質と脂質は5g未満。タンパク質は20g以上。文句のな