【高校教員コロナ禍の挑戦!】セブ島で貧困&教育支援活動を続けるNGOを助けたい!

【高校教員コロナ禍の挑戦!】セブ島で貧困&教育支援活動を続けるNGOを助けたい!
新型コロナウイルスの猛威により、大規模なロックダウンが実施されたフィリピン。その厳しい状況下、セブ島で貧困&教育支援活動を続ける日系NGO団体があります。人生に悩む私の心に新たな火をつけてくれた団体の活動理念と実績、元気をくれたスタッフや子どもたちへの「恩返し支援プロジェクト」が今、始動します。

【はじめに・自己紹介】

皆さま、はじめまして!
プロジェクト実行者の古島 尚弥(ふるしま なおや)と申します。
こちらのページをご覧いただき、ありがとうございます。
私は大学卒業後、現在まで高校の英語科教員として約20年教壇に立っています。

元々私は教員をしながら、バスケットボールのオリンピックレフリーを目指していました。
英語科の教員として仕事をしながら夢を実現することで、教え子たちに好きなことを夢にして、努力することの素晴らしさを伝えたかったのです。
しかしながら、インターハイやインカレのレフリーなどチャンスをいただきながらも、国際バスケットボール連盟の年齢の規定により、残念ながら国際審判員になることを諦めざるをえなくなりました。

人生で大きな挫折を経験した私は、しばらく心に大きな穴が開いたような気持ちで毎日を過ごしていました。
そんな中2015年3月、旅行社に勤める友人の勧めで、一緒にフィリピン・セブ島を訪問することになります。

現地で偶然訪問した日系NGOのDAREDEMO HERO(誰でもヒーロー)の活動紹介を聞いたとき、モヤモヤしていた私の心の中を揺さぶりました。
恥ずかしながら、それまでボランティアや寄付などの支援活動をしたことがなかった私が、初めて「この団体やスタッフのために、すぐにでも何か力になりたい!」と思ったのです。

これが私のNext Stage(教員をしながら海外の貧困&教育支援活動)の始まりでした。

これまで約6年間、仕事をしながらスキマ時間にDAREDEMO HEROをサポートする活動をすることで、様々な出会いをいただき、多くの経験をさせていただきました。

しかしながら、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、DAREDEMO HEROの活動と奨学生たちの学びに大きな制限がかかり、通常の運営がほぼできなくなってきたのです。
【DAREDEMO HEROとは?】

DAREDEMO HEROは、” Everybody can be a hero”(誰でもヒーローになれる)をスローガンに、フィリピン・セブ島で貧困問題の根本解決を目指し、貧困層に教育支援を行う団体です。

真ん中の女性が代表の内山順子さん

現在、小学4年生から大学1年生まで49名の奨学生に対して教育支援を行っています。この団体では勉強に対する意欲、さらに自分の夢を叶えて人のために貢献したいという志を持った子どもたちを選抜して支援しています。

将来的に、この団体の奨学生が各分野で貧困問題の解決に寄与するリーダーとなれるよう、徹底的な道徳教育と教育支援を小学校低学年から行っています。  

支援開始から8年がたち、奨学生の多くが各学校で成績優秀者として表彰されており、フィリピン最高峰の国立大学であるフィリピン大学にも進学を果たしています。
さらに日本語検定試験5級取得、日本語弁論大会優勝など、日本語教育に関しても実績を残しています。
DAREDEMO HEROでは、この49名の奨学生に対する支援をしながら、一方でセブ島の最貧困地区に対する支援活動も積極的に行っています。
新型コロナウイルス感染症に対して、クラスター感染が発生した直後より、現地行政と連携し、最前線で支援活動を行ってきました。
現在は緊急支援から、教育に焦点を当てた自立支援事業に発展し、活動を深めています。

さらに、日比文化交流事業にも力を入れており、コロナ前には年間500人を超える日本のボランティアを受け入れ、SDGsを取り入れた体験型学習を提供し、グローバル人材の育成