【高校教員コロナ禍の挑戦!】セブ島で貧困&教育支援活動を続けるNGOを助けたい!

【高校教員コロナ禍の挑戦!】セブ島で貧困&教育支援活動を続けるNGOを助けたい!
新型コロナウイルスの猛威により、大規模なロックダウンが実施されたフィリピン。その厳しい状況下、セブ島で貧困&教育支援活動を続ける日系NGO団体があります。人生に悩む私の心に新たな火をつけてくれた団体の活動理念と実績、元気をくれたスタッフや子どもたちへの「恩返し支援プロジェクト」が今、始動します。

に力を入れてきました。
また多くの高校生や大学生がDAREDEMOHEROを訪問し、奨学生たちと交流を通じて、日本ではできない多くの学びと経験をしてくれました。
コロナ禍の現在は、オンラインを使った交流事業を展開し、挑戦を続けています。

【コロナ禍におけるフィリピン・セブ島の現状】

現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、貧富の格差がこれまで以上に顕著に表れています。
富裕層はコロナ禍でも以前と変わらない優雅な生活を続けていますが、安定した職に就けない貧困層は、職を失い、そして収入を失い、日々食べるものすら十分に手に入れることができない状況にあります。

さらに教育においては、2020年3月より全ての学校で対面授業が禁止され、現在も再開の見通しが立っていません。
そんな中でも、富裕層の子どもたちは、授業料の高い私立校で、レベルの高いオンライン授業を受けることができています。
半面、公立学校に通う貧困層は、プリントの配布のみの勉強を1年間続けており、勉強で分からないことがあっても、周囲に教えてくれる大人のいない子どもたちは、日々学ぶことに対する意欲を失っています。
コロナ禍で、子どもたちは十分な食事をとることも、学校で勉強することもできていないのです。  

子どもたちは本来、日々成長していかなければなりません。
しかし、コロナがもたらしたこの最貧困生活のなか、子どもたちは肉体的にも精神的にも成長を妨げられています。

「貧困問題の根本解決を目指す」DAREDEMOHEROは、コロナ禍でも、子どもたちがしっかりと必要な食事をとり、学ぶことに喜びを感じることができる環境を作ることが重要だと考えています。
現在、奨学生49名全員に生活費と食べ物、そしてWi-Fiとパソコンを支給し、オンラインでの授業に何とか対応しています。
しかしながら、これらの支援を継続していくには、これまで以上の経費が必要であり、団体を継続させるためには、今やるべきことを諦めなければいけない状況になっているのです。

【なぜプロジェクトをしようと思ったのか】

新型コロナウイルスの猛威により、フィリピンの首都マニラでは2020年3月15日からロックダウンが始まり、DAREDEMO HEROがあるセブでも3月28日から始まりました。

日本からの訪問者もゼロになり、団体の事業収入がほぼゼロとなる中でも、上記のように子どもたちの教育支援を始めとした様々な支援活動は止まることなく続けられています。
団体の経済状況もいつまで持つか正直分からない状況に、私は日に日に危機感が募ってきました。

そして日本からセブに行くことができない今、人生を変えてくれたDAREDEMO HEROのために「何かしたい!」と思い、これまでの恩返しとして、今回クラウドファンディングにチャレンジすることにしました。

【プロジェクトで実現したいこと】

私が今回のプロジェクトで実現したいことは、2つあります。

1つ目は、コロナに負けずギリギリの生活を続けながら、夢実現のために自宅で勉強を続けるDAREDEMO HEROの奨学生たちに対する「学び続ける機会」の継続的な提供です。
コロナ禍の日本でもオンラインを活用した「学びの保障」がメディアでも取り上げられています。
さらに厳しい状況下のフィリピン・セブで、奨学生たちがオンラインを活用して学び続けることで、学校再開後に大きな成果を出してくれることを、私は確信しています。

2つ目は、チャレンジを通して、日々子どもたちと向き合う日本中の学校教員や同世代の皆さん