沖縄県内全46酒造所すべての想いが1本に詰まった泡盛で、甕貯蔵の古酒を作りたい!

沖縄県内全46酒造所すべての想いが1本に詰まった泡盛で、甕貯蔵の古酒を作りたい!
全46酒造所の泡盛を全てブレンド、各蔵の想いと誇りが詰まった泡盛『いちゃゆん』【つながり】で生まれた奇跡とロマンの限定泡盛が、コロナの影響で売れ残っています。これを全て引き取り、甕貯蔵の古酒を作りたい!「つながり」がむつかしい今だからこそ、この泡盛を通して、みんなとつながっていきたい!

初めまして。

京都の木屋町にある沖縄料理屋「ナンクル食堂」店主、ナカノセイジと言います。

2006年に京都・梅津で開業。

酒の神様で有名な「松尾大社」の近くです。

梅津エリアで1度移転してから、2019年に木屋町に移転、現在に至ります。

スタッフとお客さんに恵まれ、もうすぐ丸16年。

最初は15人も入れば満席になるような小さな店でしたが、現在は定員50人ちょっと。

移転するたびに少しずつ店が大きくなっていきました。

京都の沖縄料理屋では唯一ステージがある店で、不定期的にライブイベントも開催しています。

店のコンセプトは「ナンクルに行ったら、沖縄に行かんでもええやん」。

沖縄に行ったような気分になれる、「なんかよかったなー」と思ってもらえるお店づくりをずっと心がけてきました。

食材は、できる限り沖縄から直送。

「海ぶどう」や「島豆腐」「島らっきょう」等々はもちろん。

京都沖縄県人会の紹介で、宮古島から「生マグロ」を仕入れるルートもできました。

オリオンビールは、生樽はもちろん、瓶や缶まで。

ちなみに【オリオン樽生クオリティセミナー】受講は、ナンクルが京都第一号店です。

泡盛も、沖縄県内全ての酒造所の泡盛を取り揃え。

定番から限定まで、銘柄数は常時100を超えているので、おそらく京都で一番だと思います。

そのほか、日本酒や梅酒、ラムやウィスキーに至るまで、沖縄にこだわった仕入れをしています。(※沖縄でも日本酒やウイスキーを作ってる蔵があるんです)

ライブがある日はより華やかな空間に

こだわりは沖縄からの直送食材

コロナによる飲食店への影響は、あらゆるメディアで喧伝されているので、改めて説明するまでもありません。

ただ、ナンクルは、小さな店からスタートしているので地元の常連さまが多かったことが幸いして、そんなメチャクチャなダメージを受けることはありませんでした。

もちろん直撃の昨年4月+5月、忘年会が消えた12月はほんとに大変でしたが、6月から11月までの半年間は売上の落ち込みはほとんど無く、前年対比でほぼフラット。

これはひとえに、ずっとお客さまとのつながり、業者さんとのつながり、地域とのつながりを大切にしてきたからだと思います。

コロナ禍になってから、【つながり】というのは、特に意識するキーワードです。

うちのようなチェーン店ではない個店は、仲間とはもちろん、知らない人とも、いろんな方が「出逢い」「つながる」ような場所を作りたいと思って店をやっています。

開業以来、ずっとそこは大切にしてきたことですが、コロナで改めて「つながり」を再認識していた時に、たまたま酒販店さんから「泡盛『いちゅやん43度』が売れ残ってる』という話を聞きました。

「限定販売してもう3年近くなるのに、まだメーカーに在庫が残ってる…」

なに、その「いちゃゆん」て?

「組合の声かけで、全46酒造所の泡盛を全部ブレンドしてできた泡盛で」

あ、そういえば、なんかうっすら知ってる、、、

「県外は一般売りは無くて、ほぼ催事用の販売だったので」

あ、だからか。

「全部の蔵の泡盛を集めて均等ブレンドした泡盛なんて、もう奇跡的ですよ。46の蔵がよくまとまりましたよね」

ほんまや、、、

そんな『つながってる泡盛」があったんや!? で、それが売れ残ってるの?

沖縄県内全46酒造所のつながりから生まれた、奇跡の泡盛「いちゃゆん」

沖縄には、北は伊平屋島、南は波照間島まで46もの酒造所があります。

島の人が、島の水で、島