伝統とモダンの邂逅。プレミアムなチタンとシルクの扇子:TTi-718/918SE

伝統とモダンの邂逅。プレミアムなチタンとシルクの扇子:TTi-718/918SE
伝統的な中国扇子の美しさとモダンなデザインを融合したチタン製の扇子「TTi」シリーズに、上品で高級感のあるシルク素材が新登場!チタンを用いることにより、金属製扇子として軽量、熱・腐食や圧力に高い耐性がある丈夫でユニークな扇子に仕上がっています。

TTi-718/918 SE (Silk Edition)

香港のデザインチームTimaze(タイメイズ)から、チタンボディとシルク扇面の組み合わせが美しい「TTi-718/918 SE (Silk Edition)」が登場です。

グレード5のチタンより鋳造した扇子で、強度・耐食性などが特徴。扇子の枠組みだけでなく、要の部分などの細かいパーツにも惜しみなくチタン素材を使用することで、質感の良い、プレミアムな製品に仕上げました。

◇ ABOUT US ◇

TIMAZEでは、耐久性と軽量さ、他の金属と比べても人体に害が少なく金属アレルギーが起きにくいというチタン素材の素晴らしさに惚れ込み、チタン製プロダクトを中心に開発を行っています。

斬新な発想と職人技を融合させ、文房具を中心に、さまざまなプロダクトを開発しています。

理想的な金属とも言われるチタン。

それは、軽く、強く、錆びにくいといった特長があるから。

錆びにくいと言われているステンレスよりも錆に強く、航空機などの航空宇宙産業にも採用されるほど。

他の金属と比べて金属アレルギーが起きにくいことから、最近では常に肌に触れる腕時計の素材として、国内外のメーカーで注目されています。細菌の繁殖を防ぐ天然の抗菌性もあり、インプラントの人工歯根に使用されるなど、医療分野でも活躍している素材です。

また、ステンレスやアルミニウムに比べて比強度が高いため、同じ強度の物を作る場合には、チタンはステンレスやアルミニウムよりも軽くできるのです。

チタン素材は、1kgあたりの価格でみると、ステンレスの10倍にも達することもあります。

実は、地球単位で考えるとそこまで珍しくない素材。チタン原料の埋蔵量は金属のなかで4〜5番目に多いとされています。

そんなチタンを採用した製品が高価格帯なのは、他の金属ほど簡単に扱えないから。

原料をチタン素材として実際に使えるようにするのが難しく、かなり手間もかかります。さらに、加工にも高い技術が要求されるため、安価に提供するのが難しい素材です。

「TTi-718」「TTi-918」は、そんなチタンを細く精密に加工し、扇子の骨組みや細かなパーツにまで、ふんだんに採用した高級扇子です。

チタン扇子「TTi-718」「TTi-918」の開発には難しい点もありました。これまでにチタン素材の扇子は例がなかったため、製造プロセスやそのデザインについて十分に時間を取って研究を重ねる必要があったのです。

2015年に着手した「TTi-918」の開発は2018年にコンプリート。1年後の2019年に、小型バージョン・日本由来の扇子サイズに近い「TTi-718」が開発されました。

そんなこだわりと想いが詰まった「TTi-718」「TTi-918」を、さらなる高級さとブランドフィロソフィーを体現するため、オプションだったシルク扇面を標準装備にアップデートした、SE(Silk Edition)をお届けします。

扇子のメインボディともいえる親骨は、触り心地の良さに大きな影響を与えます。

使用する際の持ち手部分は、伝統的な中国扇子から着想を得て、熟考された設計となっています。

科学的な分析と試験を繰り返し、各先端部分は滑らかにカーブしています。

そのため角ばった部分をなくし持ち心地も良好。開閉の際のストレスがないように設計されています。

「TTi-718/918 SE」の中骨部分には1mmサイズに加工したグレード5チタンを使用。細さと、チタン素材の強みである耐