◇◆ はじめに ◆◇
漫画家でクリエイターの広東もなが、なぜ無謀なチャレンジをしたのか!?
岐阜県羽島市で生まれ、美大進学のため上京し、その後も長く東京で暮らしていました。
東京ではフリーランスの漫画家・クリエイターとして、主に雑誌や広告などに漫画やイラストを描く仕事をしたり、「マンガスクール中野」という学校で漫画の講師もしていました。
結婚して出産し、順風満帆な生活と思っていましたが・・・
いろいろあってシングルマザーになることを選び、2016年から故郷羽島市にUターン移住を決めます。長年住んだ東京を離れて羽島市に戻ろうと思ったのは、私自身が東京での生活に疲れて故郷に癒やしを求めていたことと、息子が「おじいちゃんおばあちゃんの近くで暮らしたい」と言ったこと。そしてもう1つきっかけになったのは、地元の幼稚園から「絵画講師」のお誘いが来たこと。
漫画やイラストを描く仕事は地元に移住してもテレワークで続けられますが、東京のマンガスクールの講師は辞めなければならず、寂しい気持ちがありました。絵を描くのも好きですが、人とコミュニケーションをとることも好きなので、絵を教える仕事は気に入っていたのです。なので地元の子供たちに絵を教えられるというのはとても嬉しいお誘いでした。
その後は岐阜市のカルチャースクール講師、羽島市の介護施設の創作レクリエーション講師、名古屋市のデザイン専門学校講師など、活動の幅が増えていきました。
2018年に、今までの活動が羽島市から認められて、初代はしマイスターに認定されました。
※【はしマイスター】羽島市のシティセールスに貢献している地元の会社や個人に贈られる称号
2021年、Uターン移住をしてから5年の歳月が流れました。
それまで無我夢中で働きながら我が子を育てることに尽くしてきましたが、いつしか息子は大きくなって親の手を必要としない年齢になりました。そして今年の1月に父が他界。私の活動を誰よりも応援してくれて、羽島市移住を喜んでくれた父がいなくなったことで、私は心にポッカリとした隙間ができました。
そして2020年から続くコロナ禍。
これらのことが重なって、今回のプロジェクト立ち上げへと繋がっていきます。
◇◆ このプロジェクトで実現したいこと ◆◇
とにかく羽島市を盛り上げたい!
後の項に詳しく書きますが、羽島市をPRするために何をしたらよいか考えて『羽島ったらマッタイラ』という曲を思いつきました。
しかし楽曲として完成をさせる為の術を私は持っていませんでした。そこで羽島市に住む若き音楽クリエイターの力を借りる事となったのです。
それがのりまる。さん。
彼女に「アイドルソングみたいにアレンジして曲を完成してほしい」と依頼し、とても可愛い曲に仕上げてもらいました。
レコーディングまで漕ぎ着け、ついに羽島市PRソング『羽島ったらマッタイラ』が完成しました!楽曲を制作したからには、歌って踊れる楽しい曲という事をより多くの人に知ってもらう為に、ミュージックビデオ(以下MV)を制作し、You Tubeでの配信を目標としました。
MV制作は、羽島市の制作会社天野企画が請け負ってくれる事になりました。
株式会社天野企画 ホームページ
私の「羽島市を盛り上げたい」という熱意に賛同してくれた天野社長は、「無償で制作しましょう」と有り難いお言葉をかけてくれました。しかしそれでは申し訳ありませんし、私もクリエイターの立場として遠慮なく意見を述べながら制作をお願いしたいので、クラウドファンディングで制