独自の地域通貨で真に自立したサスティナブルな村の地域経済を創りたい

独自の地域通貨で真に自立したサスティナブルな村の地域経済を創りたい
九州北部豪雨災害もで大きな被害に遭いながらも、一方で多くの方々にご支援頂いて来た人口2000人弱の福岡県東峰村に、独自の地域通貨を導入して、同時に地域内の付加価値生産供給能力を強化し、真に自立したサスティナブルな次世代型の中間山村を実現したいと考えております。


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独自の地域通貨で真に自立したサスティナブルな村の地域経済を創りたい
5 ~ 6 分
■はじめに・ご挨拶

今回のプロジェクト組織TOHOs(とーほーず)の代表の柳瀬弘光です。私は福岡県東峰村小石原で生まれ育ち「やなファーム」という農園で代々百姓をしています。また、里山保全の会「東峰フラワーズ」の代表をしており、森づくりの活動を行っています。

東峰村は長い長い歴史の中で伝統文化を守り続け令和の時代まで受け継がれ続けています。村には数多くの資源がありその資源を最大限に活かした持続性のある仕組みがこれからは必要であると思います。その一つが地域通貨であり、東峰村独自のヴィレッジ通貨を使って地産地消を促進し、真に自立したサスティナブルな村づくりを進めて参りたいと考えています。是非東峰村の応援を宜しくお願い致します。

柳瀬弘光

私はTOHOsの副代表をしている高橋弘展と申します。東峰村村議会議員(現在3期目)も務めさせて頂いており、過疎化著しいながらも伝統文化と豊な自然があるこの東峰村を「次世代のあるべき一つの中間山村の形」へ受け継いでいいけるべく日々活動をしております。

大学進学を機に大阪から九州に入り、その後、東峰村に移住してきて10年、その間にも人口減少・高齢化が進み、これまで村民の生活を支えてきた商店や事業所の廃業を目の当たりにしてきました。

グローバルな世の中になった今、安価に手に入る商品・サービスが溢れかえり、この小さな村でも例外ではありません。しかし、この過疎が進むこの村で今必要とされているのは、規模が小さくてもきめ細やかで目が行き届くサービスや商品の提供を可能とすること。地域通貨は、そんな課題を解決すべく村内事業者や村民に希望をもたらし、東峰村を応援していただく皆さまとを結ぶ力になると考えています。「次世代のあるべき中山間地域の形」を皆さまとともに創っていくべく、応援をよろしくお願いいたします。

高橋弘展
////////サスティナブルな地域経済////////

本プロジェクトは、日本にも数多い過疎化著しい中間山村である自分達が生まれ育って生活している福岡県東峰村に、独自の地域通貨を導入し、サスティナブルで真に自立した地域経済を実現する事を目的としています。

2017年7月に発生した「九州北部豪雨災害」の以前から、我が村は多くの有り難いご支援を受けて来ました。

豪雨災害からの復興は未だ半ばですが、「復興」と同時に、我々仲間の議論の中で、「復興のその先」をしっかりと見据えなければいけないのではないか?と言う議論も巻き上がった来ました。

豪雨災害を経て、村の中核であった小売店も閉店となり、東峰村には買い物スーパーすらほぼ存在しないと言う現状にあります。

翻って、経済、殊に地域経済と言う事を振り返った時、我が地域には「付加価値」を「生産」「供給」する力が非常に弱体化している事に気がつかされました。

一方で、村には「日用使い」から「用の美」を追求した小石原焼、安土桃山〜江戸前期の黒田藩長政公を起源とし、現在も誉高き茶器としても愛されている「高取焼」と言う伝統産業、文化、豊かな自然が溢れかえってもいます。

特に「自然」に関しては、今回の豪雨災害の「始発」とも言うべき上流域のサスティナブルな責任というものも同時に痛感致しました。

里山再生などの山の保全活動も持続可能な形でサスティナブルな地域経済の一要素として行なって行ければ、現在の活動もよりダイナミックに展開出来ると考えております。

この「地域経