【ゲームさんぽ書籍化】ゲーム×教養の可能性をもっと伝えたい!

【ゲームさんぽ書籍化】ゲーム×教養の可能性をもっと伝えたい!
ゲームさんぽ制作チームによる出版プロジェクト! おなじみの豪華ゲスト陣にあらたな専門家も交えつつ、「ゲームで遊ぶことの価値」と「学問することの面白さ」について考える本をつくりたいと思います。

ゲームさんぽとは、すこし変わったゲーム実況動画シリーズの名称です。いろいろな分野の専門家をゲストに迎えてゲームの世界を観察するスタイルが特徴。石原良純さん(気象予報士)と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を、名越康文さん(精神科医)と『Detroit: Become Human』を見ていく動画などで一躍話題となりました。

△日本を代表する天文学者から現役スナイパーまで、さまざまな分野のプロをゲストに迎えた動画は累計150本以上が公開中。「見ると頭良くなった気になる」と評判。

専門家たちはふつうの人が気にしないポイントに注目し、面白がっていきます。圧倒的な知識と眼力によって、ゲームの世界に知られざる奥行きが”発見”されていく。このシリーズのそんな魅力を、端的に捉えた感想がコメント欄にあったのでご紹介しましょう。

△マルクスが言うと説得力ハンパない

そのほか、「視点のマニアックさが面白い」「ゲーム版ブラタモリ」などの感想をしばしば頂きます。名作番組と並べてしまうのは恐れ多いことですが、教養系エンタメ番組としては、確かに似ている要素が多いと思います。

ゲームさんぽは現在、主に次の2人が運営する2つのYouTubeチャンネルにてご覧いただけます。

なむ

YouTube実況者。実家のお寺を継ぐか悩んでいる、なまぐさ坊主。2016年、ゲームさんぽを開始するも数年間はyoutubeの最下層を彷徨う。現在は恐ろしく低い更新頻度ながら頑張って活動継続中。最近では『天穂のサクナヒメ×ごはんソムリエ』などを公開。本業は美術館の職員。ゆるくオープンなコミュニティづくりを目指しています。

いいだ

編集者。早稲田大学大学院文学研究科表象・メディア論コース修了。教科書出版社勤務を経て、ライブドアニュース(LINE株式会社)にてゲームさんぽをシリーズ化。なむとは前職=美術科教科書(文科省検定のやつ)の編集を通じて知り合う。

YouTubeチャンネル(ライブドアニュース)
Twitter

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このほか有志によるゲームさんぽ、ゲームさんぽから派生した企画などが多数存在します。代表的なところとしては「ゆるふわ生物学」さんのチャンネル。ガチの研究者集団によるゲーム考察は毎回情報量がハンパじゃないです。

ゲームさんぽの制作チームが出版する書籍の制作費をまかなうためにクラウドファンディングを実施します。みなさんのご支援でより魅力的な本をつくり、世に広めていきたいと思います。

書籍のテーマは「遊びと勉強のあいだ」。ゲームで遊ぶことの魅力と、何かを学ぶことの面白さについて幅広い分野の専門家と一緒に探求していく、対談集のような内容を予定しています。

端的に言えば、これまで動画で話せていなかったことについて改めてじっくりお話してみたい、というのが今回の本の目的。テーマは大きく真剣ですが、動画と同じラフなノリでお楽しみいただける本にしたいと思います。

【書籍概要】
書名:『ゲームさんぽ 遊びと勉強のあいだ』
著者:なむ、いいだ+ゲスト陣
版元:白夜書房
体裁:240ページ、A5判、並製本
予価:1800円+税

さて、本の具体的な中身は未決定なところも多いのですが、目次はこんな感じになる予定です。5つのチャプターで全体を構成。各章とも、専門家とゲームさんぽ制作チームがテーマに沿って対話、これまでの動画内容も踏まえつつゆるやかに議論を深めていくようなイメージです。

本書の大きな特徴は次の3点になりそうです。

現時点で書籍の対談にご登