多様性条約の要となるもので、ブアメラという潜在的な価値を有する遺伝素材・資源を他国と共有するための国際条約に基づく協定です。
MTA締結により、M&Kはブアメラのいかなる部位を利用、日本に持ち込むこともできます。
インドネシア工業省BBIA所長とMOU(共同研究)およびMTA(物質移転協定)調印
インドネシア政府工業省BALAI BESAR INDUSTRI AGRO(BBIA)とのMTA協定
◎ブアメラオイル製造特許取得
インドネシア工業省BBIA研究所との共同研究に基づき、BBIAと共同出願により「ブアメラ果実からブ
アメラオイルを抽出する方法」の発明により製造特許を取得(特許第5612874号)しています。
◎ブアメラオイルのカロテノイド類の分析
長崎大学薬学部との共同研究によって、ブアメラオイル中の4種類のカロテノイドの分析を行い学会発 表を行うとともにBBIA研究雑誌に掲載されています。
◎ブアメラオイルの栄養・機能性成分分析
(財)日本食品分析センターなど国内分析センター、BBIA研究所、JETROの支援によるフランスの分析研究所などにより栄養成分分析などを行い、非常に特徴的な栄養成分プロファイルが確認されています。病原微生物、アフラトキシン、残留農薬、重金属、トランス脂肪酸はいずれも陰性で安全性は確認されています。
機能性成分である微量栄養素の分析は長崎大学薬学部の共同研究者によって明らかにされています。
◎ブアメラオイルの安全性
OECDの安全性試験ガイドラインに基づきラットでの急性毒性および亜急性毒性試験を行い、
LD50は2 mL/kg以上, 反復投与による安全量は1日1mL/kg以上であることを確認しています(BBIA研究誌に掲載)。
また、細胞毒性や発がん性を予知するAMES試験では、有害性を示唆する結果は得られていません。
ブアメラの安全性は、パプア先住民の3万年の食経験から果実でしたが、現代の科学的手法によってこの安全性は追認できました。
◎ブアメラオイルの有用性
ブアメラの肺がん、骨粗しょう症、にきび、育毛、美白効果の動物実験や探索的臨床試験による成績、さらに世界的なβ‐クリ プトキサンチンの臨床疫研究、効能効果報告から、ブアメラや含有されるβ‐クリプトキサンチンには多くの作用や美容・健康に対しての効果が期待できることが明らかになっています。
がん
1.肺がん
私自身半世紀以上の愛煙家のため、ブアメラ効果は先ず肺がん予防効果に興味があり、人の肺がん細胞A549、Lewis肺がん細胞、Sarcoma180細胞などに対する作用を検討し、がん細胞増殖抑制作用を確認しました。
人肺がん細胞A549はブアメラ投与によって増殖が抑制される
肺がんには大きく分類して4種類があります。
2010年の日本病理学会がまとめた日本剖検輯報では、扁平上皮癌360例、腺癌645例、大細胞癌54例、小細胞癌209例が報告されています。
喫煙と関連する肺がんは扁平上皮癌だけと言われ、喫煙者が減少しても肺がん死亡者数は逆に上昇しています。それには女性の腺癌の増加が著しことが関係しているようです。
ブアメラは人肺がん細胞A549の実験成績から、扁平上皮癌、腺癌と大細胞癌に効果があることが期待できますので、非喫煙者の女性には積極的に飲用をお勧めします。
2その他の癌
ブアメラは、動物実験で人の胃がん細胞の増殖を抑制することも確認しています。
ブアメラによる肺がんの治癒効果例に加えて、悪性リンパ腫、悪性黒色素腫の改善