ロント業務をしておりましたが、当時は予約の電話が鳴り止まず一日70人以上の集客、お断りのお客様が毎日平均50人くらいとオープン当初から地域でも有名な人気店になっていました。そこで福島区の活気と対面で良いサービスをお客様に提供すれば情緒あふれる下町間が残るこの地域ではお客様は無限に喜んで来店してくれる事を学びました。
また同じ野田新橋筋商店街には『八百鮮さん』(何と1日集客数何千人が来客するとんでもないお店)や50年以上客足が途切れない鰻屋さんがあったりと美味しい物や良いサービスを提供さえすれば可能性に溢れる商店街なのです。
(いつも地域の人に愛されにぎわう八百鮮さん)
(私が18年間経営している美容室)
そんな中で事情があり飲食店を撤退することになったオーナー様からのお声がけとコロナ中で同時にあった新たな就労支援の要請。
ピンチはチャンスであり今こそ、8年間保護支援中心(依存者を作ってしまう)になってしまっていた良心塾の活動を本来の目的であった経済的・精神的自立に必要な社会教育を実践で学ばせながら世の中を変革する人財育成が出来る絶好のチャンスだと踏まえたのです。
自身の18年間、新橋筋商店街で美容室経営させて頂いている経験値と良心塾の基盤であるこの商店街であれば良いサービス良い商材、高い志さえあれば持続可能な形で虐待や少年犯罪、自殺と言う社会問題を解決しながら収益を出し持続可能なソーシャルビジネスの基盤が実現できると確信しております!
プロジェクトを立ち上げた背景
現在の日本は経済的に発展してきましたが、心の貧困状態は加速し親の愛情や社会のサポートに恵まれていない子どもたちがたくさんいます。本来、幼少期には母親からたっぷり愛情をもらい、困ったときに大人から手を差し伸べてもらったりするなかで、安定した自己は形成されていくものです。しかし、彼ら・彼女らはそうした機会を満足に得られていないばかりか逆に自尊心と可能性を潰され続けて来たので自己否定感を抱きやすく、自分に自信がない上に疑い深く、ささいなことにも過剰に反応してしまう傾向があります。
・また親に叩かれるのではないか、親は自分を見捨てるのではないか、という不安と恐怖に苛まれながら育った。
・どんなにいい子になろうと努力しても、認めてもらえない。
こんな日常が繰り返されていくうちに極度の人間不信・社会不信の状態に陥った少年少女たちは、そういった現実から逃れ、自分の居場所や存在価値を見つけ出すために、逃げるように家出したり、非行に走ったり、逆に自分を愛せないが上の自傷行為を繰り返したり、未来に希望が持てなくなったりするのです。私の経験上、子どもを虐待する親もその親から虐待されていたり親の都合で支配的に育てられたりと負の連鎖が継承されています。事実、良心塾で出会う若者たちも、幼少期に虐待や育児放棄を受けており、愛情不足で信頼できる親や大人を持たない者ばかりでした。
今の日本は、経済発展の名の下、核家族・孤立化が進みしかも「一度、過ちを犯してしまえば負のスパイラルから抜けられなくなり社会復帰することがきわめて難しい」不寛容で他者に無関心な社会です。「親の愛情や社会からのサポート不足」という根本的な要因に目を向ければ、罪を犯した若者は社会の“被害者”であるとも言えます。
またどんな子もそれぞれの個性や才能を持って生まれて来たはずですが、虐待孤児の殆どの子供がその個性や才能を幼少期に親や社会に潰され(伸ばしてくれる縁に巡り合えず)ているのです。
それは自然界でも同じです。どんなに在来