はじめまして、名古屋の新栄でくいぜという日本酒の「燗酒」をメインに扱う居酒屋を経営している小澤篤史と申します。
この度は本ページをご覧頂きありがとうございます。
改めまして、自己紹介をさせていただきます。
私、小澤は石川県小松市で産まれ育ち、高校卒業と同時に名古屋へ進学のために移住いたしました。
今年でかれこれ名古屋は17年目となる34歳、2児のパパです。(現在長男6歳、長女6ヶ月)
さて、現在くいぜは2017年1月の開業から5年目となります。
大変ありがたいことに、ミシュランガイド東海版2019、ゴ・エ・ミヨ2020などなど、種々の著名なグルメガイドに取り上げて頂いております。
少しずつではありますが、名古屋に燗酒の魅力をを広めることができていると感じます。
しかしまだまだ名古屋は冷酒文化です。
もちろん冷酒を否定しているわけではありませんが、燗酒がまだまだ日の目を見ないのも事実です。
より多くの人に、よりカジュアルに燗酒を楽しんでもらうことができれば、お酒の楽しみ方はもっと自由で多様性のあるものになると思います。
そしてこの度、名古屋駅付近に2店舗目を開業することになりました。
2店舗目は燗酒を中心とした気軽なバーをイメージしており、はじめて燗酒に触れる方にも楽しみやすいお店をイメージしております。
今後リニア開業でさらに盛り上がることが予想される名古屋駅。
オフィスはもちろん、乗り換えで使う学生さんも多く、幅広い年齢層の方が存在する環境にあります。また名古屋駅は他県からのアクセスも非常に良く、私達の第2ステージのスタートにはもってこいの場所であると実感しています。
今回のクラウドファンディングは、より幅広い年齢層の方に燗酒を楽しんでいただける場所を提供し、知っていただく機会を増やし、それに付随した雇用機会を増やすことを目的とし実施いたしました。
なお、開業資金調達の目処はすでに立っており、希望金額に達しなくとも開業に影響はありません。
集まった資金は店舗のプロモーション、雇用の増進、内装工事等、また酒や食材を含めた各種仕入れに使用させていただく予定です。
加えて店舗でのお支払い方法はクレジットカードやQRコード決済をはじめとしたキャッシュレス決済のみとする予定で、コロナ対策にも取り組む時代に即したお店づくりを考えています。
さて、話は前後しますが、そもそも私は5年前までは病院の管理栄養士として働いておりました。
そんな私が飲食の業界に飛び込んだのは日本酒の、そして燗酒の持つ魅力を知ったからに他なりません。
まだまだ燗酒を飲む機会の少なかった頃、ある時私は旅行の道中、京都の「たかはし」というお店に立ち寄る機会がありました。
たかはしではお酒の種類や熟成の度合いによって温度帯を変え、そのお酒のポテンシャルを引き出して提供しているようでした。
私がいただいた鳥取のお酒、日置桜の燗酒は今まで体験したことのないような衝撃的なうまさで、「今まで飲んでいた酒はなんだったのか…!」と思うような圧倒的な心地良さでした。
真っ当な純米酒は燗にすることで驚くほどに味わいが開くということを私に感じさせるには十分な体験でした。
この瞬間から燗酒の魅力に取りつかれ、色々なお酒を購入し、燗にして飲んでみるという日々を過ごすことになりました。
そして自分が好きなお酒の造り手はどんな所でどのようにお酒を醸しているんだろう、そう思うと居ても立っても居られず、蔵元さんへお邪魔する機会も増えました。
単なる飲み手という立場