2014年1月28日、JBCは最新ランキングを発表し、樋高は日本ヘビー級ランキングから外れる。
同月31日、OPBFは最新ランキングを発表し、樋高はOPBF東洋太平洋ヘビー級ランキングから外れる。理由は樋高の日本引退、フリー宣言し、渡米によるものである。
2015年2月15日、フィリピンリサール州アンゴノでデビッド・コスワラ(インドネシア)とWBCアジア(ABCOコンチネンタル)ヘビー級王座決定戦を行い、1回1分1秒失神KO勝ちで王座獲得に成功した。 翌年、同王座を返上。
西日本ヘビー級新人王
WBCアジアヘビー級王座
『世界タイトルを獲りに行くためのトレーニング・身体づくりをすること』
その結果として、
『ボクシングヘビー級世界チャンピオンタイトルの獲得』
を実現します。
私の夢はボクシングヘビー級世界チャンピオンのタイトルを獲ることです。
日本人には不可能だと言われている世界チャンピオンのタイトル。
その不可能を実現するために、挑戦を続けています。
体格的に日本人はヘビー級ボクシングに向かないといわれています。
しかし、私たちにはそれを補う技術や精神力など特有の強さがあります。
私がボクシングヘビー級世界チャンピオンになることで、日本人が世界で通用することを証明したいです。
ボクシングの活動を通じて「夢を持ち、挑戦することの大切さ」を一貫して伝えてきました。
これは今の世界チャンピオンへの挑戦においても変わりがないことです。
自身が“不可能”と言われていることに挑戦し、その姿を発信することで
それを見て「夢を持つこと」「挑戦すること」がかっこいいと感じてもらえること。
誰かが挑戦するきっかけになりたいという強い想いを持っています。
2019年末から世界中で猛威を振るっている新型コロナ感染症。
世界中に暗いニュースが溢れ、未来に希望を持つことがむずかしい状況になっています。
経済や環境が大きく変わってしまったことで、これまで通りの生活が送れなくなった方もたくさんいると思います。
そんな今だからこそ「夢を持ち、挑戦することの大切さ」を発信していきたいと考えています。
私自身も新型コロナ感染症の影響を受けました。
当時、私はアメリカのロサンゼルスでトレーニングをしていました。
しかし、2020年3月にロックダウンし、ボクシングジムは閉鎖、当時通っていたゴールドジムは倒産してしまいました。
状況の改善を待ち、家のガレージでトレーニングを続けていましたが、2020年5月末に見切りをつけて帰国しました。
帰国後、日本は感染症対策が徹底されていたので、非常事態宣言解除以降ボクシングジムやトレーニングジムが再開しました。
おかげさまで、現在は大阪市内にあるUp start boxing clubというボクシングジムでトレーニングを行っています。
こちらのジムにはプロアマともに数々のチャンピオンを育てたトレーナーもいらっしゃるので充実したトレーニングができています。
また、ウエイトトレーニングはプロレスラーゼウスさんの経営されているキングジムで行っています。
前述のとおり、コロナ禍にもかかわらず充実したトレーニングを受けられている現在の環境にはとても感謝しています。
しかし、世界に挑戦するために「要(かなめ)」となるトレーニングが日本では行えないことが大きな課題となっています。
それは、スパーリングです。
世界に挑戦するにあたって、ヘビー級の体格のパートナーとのスパーリングが必要です。
彼らとのスパーリングが経験