標高500m、奈良・大和高原の菓子工房に、古民家カフェスペースを作りたい!

標高500m、奈良・大和高原の菓子工房に、古民家カフェスペースを作りたい!
心と身体に優しいスイーツで人々を癒したい。そんな思いから始まったココアイは11年目の今年、大和高原に工房を移転しました。心にも身体にも溜まる日々の疲れを自然はやさしく調和し、癒やしてくれます。ケーキのテイクアウトだけでなく、豊かな自然の中での時間を過ごして頂く、そんなカフェスペースを作りたい!

はじめに・ご挨拶

はじめまして!
自然が大好き、お菓子が大好き、喜んでもらうことが大好きな
ココアイのオーナーパティシエ原田知里(はらだちさと)と申します。

このページを見てくださってありがとうございます!!

大好きなお菓子の中でも、私が作るお菓子は、自然派・野菜スイーツです。
小さな頃からアトピー性皮膚炎で悩んでいた私ですが、20代前半の頃にひどく悪化して悩みました。
克服したのは食事療法がきっかけでした。
食べ物のこと、野菜のことを勉強し、体感するうちに、「食べることは生きること」なんだと痛感するようになりました。そして、私が大好きなケーキ作り、人々の幸せな暮らしに欠かせない「甘いもの」の分野で「本当に安心できるスイーツで、人々の心と身体を癒したい」と思うようになりました。

こうして2010年にオープンした「やさい菓子工房ココアイ」。

生まれ育った橿原市・大和八木駅前にオープンした小さな工房は、地域の皆様に愛していただき、
ケーキや焼き菓子のご注文を頂く量も増えていき、だんだんとこの工房では収まりきらなくなってきたことと、かねてからの夢であった「田舎暮らし」を実現すべく、昨年天理市の大和高原地域に移住しました。標高500Mで、家の中は夏でも涼しく、また田園風景が美しいところです。

ココアイの経営者である夫と二人の娘たち、そして子ヤギの、4人+1頭で田舎暮らしを楽しんでいます。八木駅前店の工房の厨房部分を自宅の敷地内に移転し、「ココアイ~大和高原店」として2021年6月より運用を開始。ハーブガーデンを作ったり、畑で野菜を育てたり、果樹を育てたりしながら、お菓子作りをし、自然の中で子育てをしながら仕事をしている中で
大きな空と季節ごとに姿を変える木々や草花が、こんなにも頭や心を癒してくれることを知りました。

この家に住むようになって、街で暮らす友人たちが心を整える場所、癒やす場所として、度々遊びに来てくれるようになりました。その友人たちの姿を見て、この場所は『大自然と街をつなぐ場所』なんだな~と
感じるようになりました。

▼やさい菓子工房ココアイって?

ここで少し、私たち夫婦が営むケーキ店「やさい菓子工房ココアイ」について紹介させてください。

奈良県橿原市の中心部、大和八木駅の高架下にたたずむ小さな工房。
この高架下は古くから続く喫茶店や飲食店、そして新しくできたお店が入り混じって並んでいます。私の祖父は昭和43年にこの商店街で洋食屋「マロニエ」を始め、今でも地域の皆様に愛され続けています。

50年ほど前。祖母、マロニエ前にて。小さな頃から慣れ親しんだ八木駅前商店街の、人のつながりの中で育った私は大人になってから父と洋食屋「マロニエ」で働きながら、「いつか自分も地域の方に恩返しがしたい!」、「お客様にワクワクしてもらえるようなお店が作りたい!」、と思うようになりました。

食事療法で食の制限をしながら、原材料にはとても気を配って生きていた当時の私。

なんでも気軽に食べれる状態ではありませんでした。

食の制限でつらいのは、3度の食事だけではなく、おやつもなんです!!

甘い物を我慢することは、実際にはものすごくつらいこと。

同じようにつらい想いをされている方に、幸せな時間を贈りたい!!

そんな風に思ったのが、野菜を使った自然派スイーツのお店をしようと思ったきっかけでした。

体の為にも、そして地域の為にも、地元で作られた農産物を使用したい。
出来る限り奈良県産、国内産のものにこだわりたい。
砂糖や塩もきちんと選び