食のセレクトショップ&カフェ・テマヒマをもっと味わって欲しい!

食のセレクトショップ&カフェ・テマヒマをもっと味わって欲しい!
民藝と発酵をモノサシに食を通して暮らしの豊かさを提案する古民家セレクトショップ&カフェ「テマヒマ」。より心地よい空間作りを目指して、新しいステップに向けて、皆様のご支援をお願いします。

鍋で炊いたほどよい甘さの自家製あんこ、ぷちぷちとした食感の発芽玄米のお餅。箸休めにはお味噌を5種類。お味噌の違いも楽しみながら学び知って頂けます。

■ショップ

ランチやスイーツなどカフェで使用している器やカトラリーなどは、民藝のもので、店内で販売しているものが中心です。実際に使って頂くことで、使い心地を体感して頂いたり、器の使い方のヒントになったり。使い込むうちにどのように育っていくか経年変化もご確認頂いています。販売している器のセレクト基準は、自分たちが実際に使ってよかったモノ。そして実際に作り手にお会いして一緒に伴走していきたいと思ったヒトであること。モノにはやはりヒトが出ると思います。

地元高槻の中ノ畑窯さんを始め、小鹿田焼(大分県)、丹波立杭焼(兵庫県)、伊賀焼(三重県)、瀬戸焼(愛知県)、益子焼(栃木県)、岩手の漆器など、全国各地、約30の作り手から仕入れた陶器、木工、ガラスなどの手仕事のものをお取り扱いさせて頂いています。

■空間

テマヒマでは、よく「好いモノ、好いコト、好いトキを」という言葉を使っています。カフェやショップにお越しになった方に、心地よくお過ごしいただくため、古民家をリノベーションをする際やインテリアをそろえる時にこだわり、参考にしたのは、柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、芹沢銈介といった所謂民藝の先人達の暮らしぶり。それは所謂民芸調とは全く違うものです。彼らの蒐集したモノや住まいを見れば、民藝運動がモノだけでなく、暮らし全般に渡る提案だと思いますし、国や地域、貴賤などを越えた確かなモノを見る目、直観力を感じざるを得ません。また昨今、断捨離だったり、ミニマリストだったりと、モノを持たない生活がもてはやされますが、それとは真逆に、自分の目で選んだ自分の好きなモノに囲まれた暮らしの愉しさ、豊かさを教えてくれます。テマヒマではその影響を受けつつ空間作りをしましたが、お店をこれから長く営む中でそれがどのように変化していくかを楽しんでいきたいと思いますし、今後もより心地よくなるよう少しずつアップデートしていきたいと思います。

プロジェクトで実現したいこと

ここまでテマヒマについて、その想いについて書いてきました。

お味噌や発酵食はカラダによくて、美味しく、ココロとカラダを豊かにしてくれるのでもっと取り入れて欲しい。それを伝えるため、感じてもらうために、お店にお越し頂きたい。暮らしを豊かにしてくれる、手仕事の器や暮らしの道具を、是非お手に取ってご覧になって頂くために、お店をお越し頂きたい。それなのに、ままならない状況に現在あります。

新型コロナウィルスの感染拡大、コロナ禍です。

■コロナ禍とテマヒマ

昨年に続いての2度目の緊急事態宣言、まん延防止等重点措置は、時短対象の夜の営業を元々していなかったテマヒマにも大きな影響を与えています。週末を中心に徐々にお客様は戻ってきているものの、相変わらず厳しい状況は続いていますし今後も予断を許しません。仮に同じようにお越し頂けるようになったとしても感染対策でお客様同士の席間距離をとるよう席数を減らして営業しているため飲食において以前のような売上に戻ることは困難です。

コロナ禍は食を見直すきっかけになりました。

免疫力をつけるためにも整腸作用のある発酵食はちょっとしたブームです。日本人の食卓に当たり前にあったものなのでブームというのはおかしいのですが。

コロナ禍での巣ごもりは暮らしを見直すきっかけとなりました。

器はお料理をのせることで完成し、お料理をのせることで器は完