とコクが特徴です。
ミャンマー国内でも、収穫時期と産地の違いで、微妙な違いがあります。ミャンマー大地の恵みをそのままお楽しみください。
鮮度の高いごま油を出来るだけ早くお届けしたいことから、商品は、少し贅沢に空輸します。
サクセス後のプラン
プロジェクト成功の際には、品代・管理費・加工費以外の収益金をサステイナブルな農業を進めるための有機肥料等の購入資金として農家に使って頂きたいと考えます。ミャンマーの大地に有機質を戻し、土壌を良くすることで、植物体の天候不順への耐候性を高め、より安全な農産物を消費者にお届けすることを目指します。
また、一連の生産履歴のデータベース(いつ、どこで、誰が、何を、どの程度行なったか)を蓄積し分析することによって、生産の1つ1つのプロセスの収穫への寄与度を算出することができるため、これまで農家が経験的・感覚的に把握していた収穫までの生産進捗をリアルタイムで可視化し、効果的な営農指導に役立てるとともに、農家同士の経験交流に役立てたいと思います。
更に、こうしたデータによって、収量予測の精度が高まるため、保険会社は農作物の生産過程で災害が発生した場合の見込み損失額の予測ができるため、統計的に取得できる災害発生頻度とかけ合わせることで、原価計算ができ、一般に難しいとされている実損補償に近い保険設計が可能となります。また、農業保険を担保とすることで、農家のデフォルト率が低下するため農家が融資を得やすくなり、農家の生産能力が見えるため能力に応じた弾力的な金利提示も可能になります。
これまで農家と農業金融サービスの間に存在していた情報不足を解消する役割を担い、農家に対して必要な農業金融サービスの提供を行い、農業の近代化に貢献します。ミャンマー農業の発展、ごま以外の農産物の生産、加工販売にもつなげていきます。世のため人のために、より多くの笑顔を食卓にお届けしたいです。
サポーターの皆様へ
ミャンマーは、他国同様にコロナで大きな打撃を受けてました。それに加えて2月の軍事クーデターが発生しました。50年におよぶ社会主義と軍政を経て、自由と経済発展を享受し始めていたミャンマーの皆さんにとっては、寝耳に水、想像を絶するショックでした。ミャンマーの政治的な安定と成長を信じていた私たち外国人にとっても想定外の政変でした。
国連開発計画(UNDP)の報告書によると、順調に縮小していた貧困率は、年内に50%近くに達する恐れがあるとされてます。ミャンマーの通貨、チャットの急落により、輸入品や燃料の値段も上昇しています。同時に、同国の銀行システムは麻痺状態が続き、現金が不足している状態です。コロナ禍と政治的危機による複合的打撃は、長きにわたり、ミャンマーの成長の道筋を途絶えさせてしまうとも述べられてます。
その中で、私たちができることは、ミャンマーの皆さんに寄り添って、小さくても一緒になって出来ることを諦めずに行動に移していくことかと信じてます。ごまの粒ひとつひとつは、とても小さいですが、それが一緒になるととても大きなパワーとエネルギーになります。ミャンマーは農産物の宝庫です。大きなポテンシャルを秘めてます。日本の技術とノウハウとミャンマーの農産原料とをコラボすることで、サポーターの皆さまのご厚情にあまえるだけでなく、喜んで頂ける魅力的な商品をつくっていく所存です。
今回は、東証1部上場のIT企業でもある㈱スカラとの出会いもあり、生産履歴のデータベース化から、サクセス後プランに記載したような農業の近代化に取り組んでもいきます。農業と食品加工から