はじめに・ご挨拶
・・・・ごあいさつ・・・・
皆さんはじめまして宮城県大崎市で「ちいくろ工房」を運営しています伊藤幸男です。15年ほど前に山菜やきのこを採取しネットで「山菜、きのこ直売所ちいくろ」を立ち上げ販売を始めました。山菜やきのこはシーズンがあり通年での仕事が少なく、そのことに携わる山村の方々も細々とやっていました。山村で通年し安定した収入を得ることはできないかと思い山菜やきのこ栽培やツアーの案内などを行ってきましたが十分ではありませんでした。あるとき自然の蔓材で「かご編み」をやっていると聞きこれは通年の仕事になるのではと考えました。蔓材の山ぶどう、あけび,くるみは木の実として採取や、栽培をして販売をしていましたし、山や自然に詳しい友達や山を所有している仲間も多く蔓材採取には恵まれていました。色々見聞きしているうちに近くの山村でも少し前までは身近で自然素材を生活に利用していることも知りました。栽培も蔓材は他の山菜やきのこに比較して手間がかかりません。採取や編み方を勉強して5年前ぐらいから本格的にかご編みを始めました。仲間も増やしました。数年前に離村した古屋を譲っていただきこの場所でかご編みの総合施設を計画しこれまでの夢だった山村で通年して生活のできる基盤づくりをつくることにしました。周辺を整備しかご編みのできる作業場、型枠などを制作する加工場をつくりました。蔓材のサンプルとしての蔓材栽培もはじめました。田舎暮らしの自然体験をしながら蔓材などでのかご編みをおこなう総合施設の主体となる「ちいくろ荘」の作業にはいります。多くの費用を必要としますがその費用の一部と自然に親しむ「仲間」を募集しようと今回クラウドファンドに挑戦させていただきます。皆様のご協力でプロジェクトを達成いたしたくよろしくお願いします。
・・・「ちいくろセンター」はこんなところ・・・
ちいくろセンター予定の全体概要の画像です。
敷地全体は1500坪ほどあります。
譲っていただいたときには荒れ地でしたが少しづつ整備を行い現在はひごつくり用洗い場、ひごつくり場、かご編み場、オンライン発信基地、道具等の製作加工場、樹皮の乾燥小屋があります。敷地周囲にはかご編みに利用するクルミ、瓜肌カエデ、ヒロロなどのスゲ類、山ぶどう、あけびなどのかご編み素材サンプルも植えてあります。
洗い場
敷地内に湧水がありそこから水を引いて洗い場を作りました。
山ぶどうかご編みの最初の作業はひごつくり、樹皮を水に浸けて柔らかくし洗ってやります。水は多くのことに利用ができるので大変重宝します。湧き水なので夏は冷たく冬は暖かい肌に優しい水です。ひごつくり体験者はこの場所から作業開始です
ひごつくり加工場
ひごつくり加工場全景
古屋の物置小屋を改修しました。土壁の昔風の外観でしたが少し今風にしました。約16畳ほど小さな小屋で薪ストーブを置いて暖をとります。そこに5~6人ぐらいの作業スペースを設けています。
ひごつくり加工場でのひごつくり風景
ひごつくり加工場ではやまぶどう、クルミなどのひご加工やひごつくりの体験教室を行っています。かご編みは楽しい作業ですがひごつくりは根気のいる作業です。1本1本丁寧に作業を行っています。
山の校舎
ここは細長い小さな建物で昔の山の校舎を想像させ郷愁を誘うような雰囲気の建物で「山の校舎」と名付けました。ここではかご編み、オンライン講習発信場所、型枠や道具の製作加工場があります。みな手作りでコツコツやりました。
内部の画像
一部を土間にしてひごを削ったり