石巻の街中にある3つのアートギャラリーで若手作家を中心とした企画展を開催したい!

石巻の街中にある3つのアートギャラリーで若手作家を中心とした企画展を開催したい!
宮城県石巻市の街中にある3つのギャラリーで石巻在住の若手作家を中心とした企画展「手つかずの庭」を開催します!震災以降、この土地で生まれた街へのイメージに縛られすぎずに、これからもここで活動していく作家たちが制作を続けていくための実験的な企画展示です。ぜひご支援・ご協力をお願いいたします!

6~2006年に有馬かおるが、キワマリ荘(犬山)内で運営していたスペース(レンタル、企画)です。ART DRUG CENTERは「アートは人の心を治療する薬である。」という意味で名付けられました。2007年に水戸に引っ越すことを切っ掛けに幕を閉じましたが、10年の間に141回の展覧会を開催しました。Reborn-Art Festival2019より石巻にて復活し、現在は守章と有馬かおるによって運営されています。

▲近江瞬個展「かさなり」展示風景

▲美術研究所artrφn展示風景

▲写真上「ワクチン」金澤弘太運営、写真左側箪笥「潜ルBLD」後藤拓朗運営、写真右側箪笥「MOLE GALLERY -REBORN-」大鎚秀樹運営

▲キラーギロチン「ジオ・グラデーション」展示風景

「THE ROOMERS’ GARDEN」

▲青いドアはISHINOMAKI2.0が主催する復興バー。隣の階段を上がると3階、4階にギャラリーが現れる。

設立年:2021年
代表:平野将麻
現在のメンバー:平野将麻 

THE ROOMERS’ GARDENは2021年5月に設立された3つのギャラリーの中で最も新しいギャラリーであり、若干20歳の平野将麻が代表をしています。5月3日には最初の企画展が東北芸術工科大学の学生を中心として開催されたばかりです。現在は自身の制作と、アートスペースの運営の両方を行っています。

ギャラリーはroom A とroom B、通路スペースの3つのスペースからなり、変わりゆく街、変わりゆく日常の中で、地域で活動するアートスペースとしての在り方を探究し、日常をひとつのテーマとして元ある場所性を活かした表現活動の提案をしていく空間です。スペース名は、最もプライベートに近いうえで個の表現が公に開かれている庭という空間の場所性と、日常をテーマとして部屋を借り使用するアートスペースの場所性に共通性を感じたことに由来します。

▲池田璃乃個展「blurred me(you)」展示会場

▲上野山絢香 / 鶴巻千秋 / 平野将麻「Aqartment」展示会場

「手つかずの庭」はこの3つのギャラリーで展示を行います。
企画展「手つかずの庭」とは

では、企画展「手つかずの庭」とは一体何だろう?前述でも述べたようなテーマを踏まえながら、もう一度コンセプトを交えて皆さんに詳しくお伝えしていきたいと思います。

「手つかずの庭」

散り散りになったモノたちが別々のリズムを刻んでいる雑然とした空間。そんな手つかずの庭のような状態をいかにして肯定できるだろうか。震災について考えさせられ、街のために何ができるかと問われ続けてきたこの地で一番重要なことは、そういったことに囚われずに、当事者か非当事者かも関係なく活動できる空間を作ることではないのか。そのためには、この街で生まれたいくつもの線(意味)を紐解いていく作業をとおして、雑然としたまとまりのない庭(空間)を作る必要があるのかもしれない。

2021.06 鹿野颯斗

石巻は震災以降、「街中で面白いことをしよう!」という取り組みが積極的に行われてきた地域の一つです。この街で震災から10年様々なイベントや活動などを通じて、たくさんの人間関係が生まれ、お互いがお互いの人生に密接に関わり合いながら、時には離れながら、思いが交錯し、様々な線が生まれてきました。

その線は分断や境界や枠組みを形成しながら、また新しい線を生んでいます。線が生まれるということは、この街への解釈(=意味)が増えるということです。そのように増