2022年度も、新人アニメーターのための寮を維持/運営したい!

2022年度も、新人アニメーターのための寮を維持/運営したい!
こんにちは。アニメーター支援機構 菅原です。この企画は、低賃金の新人アニメーターが(水道光熱費込み)月3万円以下で暮らす事が出来、会社の枠を超えた交流や、絵や作画の技術支援が受けられる寮【新人アニメーター寮】の維持/運営資金を集めるためのプロジェクトです。

2015年に日本アニメーター・演出家協会が発表した「アニメーション制作者実態調査報告書2015」によると、 20代のアニメーターの平均年収は「約110万円」と言われています。
※月収にすると「9万円」程度です。
入社1年目の場合「月収3万円以下」のこともあります。

「新人アニメーター寮」は、アニメーション制作会社に入社して3年目までの、(生活が一番苦しい時期)の新人アニメーターが(水道光熱費/ネット代込み)「月/3万円以下」で暮らす事ができ、会社の枠を超えた交流や、ベテランアニメーターによる絵や作画の技術支援が受けられる寮です。

また、昨年からは、ミュージックビデオの制作にも着手しました!
ミュージックビデオ制作の企画では、日本だけではなく海外からも資金調達を行う事で「十分な制作費でアニメ制作が出来る環境を作る事」を目指しています。
これにより、寮による住居支援に加えて、ちゃんとした額のギャラが支払われる仕事を作り出す事も出来るようになってきました!

・ミュージックビデオの企画には、希望すれば、寮生もスタッフとして参加出来ます。
・第一弾のミュージックビデオでは、一般的な原画単価の倍以上の額を支払う事が出来ました。

将来的には「単価」ではなく、「拘束料」などの固定給の支払いに移行し、段階を追って、一般の会社のような、福利厚生も含めた形での固定給の支払いが出来る労働環境作りを目指したいと思っています。   
この、ミュージックビデオを手始めとしたアニメ制作は、これからも、どんどん実施していく予定です。
来年には、平野綾さんがヴォーカルを担当している、第二弾のミュージックビデオも制作します。お楽しみに!

※「新人アニメーター寮」は、低賃金の新人アニメーター向けセーフティネットとして、2014年にOPEN。
現在までに40名以上の新人アニメーターに住居支援を行っています。
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「新人アニメーター寮」の過去の寮生には、

■田中正晃さん: 「新人アニメーター寮」一期生。
「進撃の巨人 Season3」 作画監督

■刈谷仁美さん: 「第六回・新人アニメーター大賞」大賞受賞。
「新人アニメーター寮」四期生。
NHK連続テレビ小説 「なつぞら」オープニングタイトル
監督・原画・キャラクターデザイン

■小川円さん: 「新人アニメーター寮」四期生。
「イナズマイレブン オリオンの刻印」作画監督
「映像研には手を出すな!」演出

などがいます。
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今回は、2022年度の「アニメーター寮の運営資金」の調達を目指しています。
応援よろしくお願いいたします!
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【新人アニメーター寮の歴史】

2014年3月に、杉並区阿佐ヶ谷に第1号寮(2名入居可)をOPEN

2015年3月に、杉並区荻窪に第2号寮(2名入居可)をOPEN

2016年3月に、杉並区阿佐ヶ谷の第1号寮を増設(4名入居可に!)

2017年3月に、杉並区成田東に第3号寮(女子寮・2名入居可)をOPEN

2018年3月に、第4号寮(女子寮・2名入居可)をOPEN

2021年からはコロナ対策として「家賃補助」という形での住居支援金も復活。

寮による住居支援と併用しています。

※2014年より以前は、【新人アニメーター大賞】の大賞受賞者に対して、