激減する収入。増える聴導犬&介助犬希望。コロナ乗越え、補助犬育成を継続したい

激減する収入。増える聴導犬&介助犬希望。コロナ乗越え、補助犬育成を継続したい
コロナ禍で7名の希望者様の訓練は制限され、老犬・引退犬10頭を含む約40頭の所属犬の育成費用(獣医療費は約350万円。フード代を含め育成費用は約850万円程度)にも不安な日々です。収入源だった講演会は、年間200回から8回に激減。先行きが見えない中でも、障がいのある方を支える補助犬育成を継続したい

 2020年10月からスタートしたクラウドファンディングGoodMorningには、339名のみなさまからたくさんの応援をいただけました。深く、深く感謝申し上げます。

 みなさまからのお力添えで、不安でいっぱいだったコロナ禍の2020年度を、なんとか無事に乗り切ることができました。おかげさまで、希望される4名の方の候補犬となる犬たちの聴導犬・介助犬訓練は進められました。しかし、コロナ感染予防による移動規制などで、希望者さんも日本聴導犬協会スタッフもお互いに移動できず、基準となる訓練日数に足りず、2020年度の身体障害者補助犬認定試験の受験ができませんでした。

■経済的な低迷。聴導犬・介助犬希望が増えて、育成費用がひっ迫

 もともとの訓練に入られた4名様を含み、26名の方からの問合せ・相談をいただいておりました。新規の希望者3名様に加え、先の4名様とで、身体障害者補助犬認定試験 受験予定者数は計7名様になりました。飛び上がりたいほど、うれしいことです。

 しかし、コロナ予防ワクチン接種が進んでいるとはいえ、まだまだ収束が見えず、経済的な困窮が続いています。日本聴導犬協会のある宮田村は長野県の山間部に位置しますが、コロナ警戒レベル5となり、私たち住民は不安な毎日を過ごしています。日本聴導犬協会では、老犬や引退犬10頭含む協会犬の育成費用は約1150万円(獣医療費約350万円。フードを含む育成費用に約800万円)がかかります。訓練費用はは、年間約800万円がかかります。 先にも申し上げましたが、数カ月にわたって行動規制が行われ、聴導犬・介助犬を待つ7名の希望者様の訓練もままなりません。この状況をご理解いただきながら、希望者様と共に、少しずつですが、認定試験に向けて訓練を進めております。協会所属犬40頭と 補助犬を待つ障がいのある方のために、みなさまからのお力添えをなにとぞ、よろしくお願いいたします。

■創設から24年間。耳の不自由な方に生活で必要な音を報せる聴導犬を育ててきました
2003年から介助犬を育て、身体に障がいのある方の支援を開始させていただきました

 日本聴導犬協会は、創設から24年間に渡り、身体障がいのある方たちに、自立と社会参加の補助をする聴導犬と介助犬の育成と無料貸与を行ってきました。それらの育成費用の98%以上が、たくさんのみなさまからの寄付や募金で支えられてきました。しかし、新型コロナウイルス感染の広がりにより、年間200回以上受けていた講演会や募金による収入が絶たれ、聴導犬や介助犬の育成がひっ迫しています。
  ご支援をいただいた2020年度に引き続き、今年も聴導犬・介助犬を育てていくことはとても難しい状況です。 聴導犬・介助犬の希望者さん、ユーザーさんのために、みなさまからのお力ぞえをお願い申し上げます。

■はじめに:日本聴導犬協会は「保護犬からの聴導犬育成」を使命に1996年に発足 。

現在も候補犬全頭のうち、75%が保護犬と譲渡犬です。
 はじめまして。日本聴導犬協会と申します。長野県宮田村に本部を持ち、2008年からは東京支部(八王子市所在。東京都登録)と、関西事務所(兵庫県芦屋市)の3カ所での運営を行っております。
 みなさまからのご支援により、日本聴導犬協会は「保護犬からの聴導犬育成」を使命に、長野県伊那保健所の推進を受け1996年に発足しました。以来24年間、北海道から沖縄まで全国規模で、「聴導犬」を無料貸与してきました。

 2001年からは、重複障がい(聴覚と肢体障がい)の方からのご要望で「