はじめに
初めまして。
当ページに足を運んでいただき、ありがとうございます。
北海道の焼酎蔵、さほろ酒造代表の仲鉢孝雄(ちゅうばち たかお)といいます。
2011年5月、長年携わってきた蕎麦焼酎つくりの技術を活かし、さほろ酒造㈱を仲間と設立しました。
当蔵では、大自然に磨かれた大雪山系の伏流水と、北海道産や十勝産の豊かな原料を使用し、透き通った旨みが自慢の本格焼酎を製造しています。
蔵のある新得町はそばの名産地です
蔵では問屋を持たず蔵人が直接、酒販店様に毎月訪問して納品や注文いただいたり、お店との繋がりを第一に一本、一本の積み重ねの日々です。
更に飲食関連のお店やホテル様にも訪問し十勝産焼酎の美味しさを提案させていただいています。
創業してからの年月は浅いですが、地元の名産品を使用した新しい焼酎の開発に力をいれ、また沢山の方々に支えられ、ふるさと納税の返礼品にも選ばれるまでになりました。
盛り込み(麹)の様子
自己紹介
仲鉢孝雄(ちゅうばち たかお)
1953年、北海道十勝の新得町で生まれ、1987年、新得酒造公社に入社し、商品課係長としてそば焼酎の商品つくりに努めました。
1997年、新得酒造公社が雲海酒造と合併。工場長としてそば焼酎造りを続けました。
2011年、雲海酒造撤退。生産設備と技術者があり、なんとか町の特産品を残したいと新得町や異業種の皆さんに後押ししていただき、新会社、さほろ酒造㈱を設立し、過去の会社で出来なかった事を目標に走り出しました。
過去の2つの会社で成すことができなかった麦焼酎「十勝無敗」や、初めて新得町特産のそばを使用した「トムラウシのナキウサギ」、さらに焼酎の原料としては珍しい十勝産の小麦やもち米、そして北海道産のとうもろこしでも焼酎を造り、蔵の仲間と自由に生産できる蔵へと成長しました。
新しい試み
当蔵では毎年数量限定で 、樫樽で囲い深い眠りからさめたそば焼酎の古酒、43度の「十勝蒸溜所」を一年に一度だけ生産しています。
そして、3年前、新しい試みとして、全国でも珍しいとうもろこしを樫樽で囲った長期貯蔵酒を仕込むことを決意しました。
このお酒は、とうもろこしを醸した原酒を樫樽でじっくり3年間ねかせ、美しい琥珀色にとうもろこし特有の華やかなフルーティーさが特徴の長期貯蔵酒です。
テイスティングの時点で、珍しい風味とその美味しさを、是非皆様に味わっていただきたい!と息巻きました。
突然のコロナウイルス大流行
しかし2020年、コロナウイルス大流行により、取引先であった酒販店や飲食店は真っ先に大ダメージを受け、当蔵の売り上げもそれに比例して大打撃を受けました。
緊急事態宣言で取引先の飲食店は夜8時までの営業になりお酒の販路が絶たれ、当蔵の売り上げは前年から50%以下の状況となりました。
今年に入ってからもこの状況からは抜け出せていません。
冬の北海道で、この大きな工場の維持暖房費や修繕費など、ため息のでる2年です。
しかし、黙ってみていても状況は変わりません。
今年から販路を広げるため、10年間計画のままで手が出なかったネットショップを立ち上げたり、SNSを充実させたりといろいろと頑張っています。
コロナに負けず、焼酎を造り続けたい
売り上げの大幅なマイナスにより、当初予定していたとうもろこし焼酎を商品化するのも苦しい状況です。
しかし、ここであきらめたくない!
どうにかマイナスをプラスに変えられないかと、このプロジェクトを決心しました。
これを機に北