「シルクのまち」で 福祉 × 養蚕という仕事を創出したい!

「シルクのまち」で 福祉 × 養蚕という仕事を創出したい!
福祉施設と協働して、新たな仕組みの養蚕を実証実験することで、福祉施設における養蚕方法の確立を目指して3年間、支援を行うための支援をお願いしたい。

はじめに・ご挨拶

はじめまして。KYOTO YOOSAN合同会社 代表の安田章二です。

このプロジェクトをご覧いただき本当にありがとうございます。

私たちは、地元行政である与謝野町が取り組んできた、シルクプロジェクトという養蚕による町の新産業創出事業を引き継ぐために2021年3月に設立したばかりです。

なぜ与謝野町でシルクなのか?なぜ養蚕なのか?は、のちほど。

KYOTO YOOSAN合同会社は、養蚕が福祉施設で働く、障害者のある利用者さんたちの新たな収入源になるのではないか?そこから地域貢献につなげることができるのではないか?という思いから、福祉施設で養蚕という農福連携による事業化を目指しています。

KYOTO YOOSANという名前には、世界に通用するKYOTOブランドと、与謝野(YOSANO)であること、そして「よーさん(たくさんの意味の方言です)」の人に関わってもらい、養蚕(ようさん)を通じて町に貢献するという想いを込めています。

このプロジェクトで実現したいこと

与謝野町は「シルクのまち」であり「福祉のまち」です。

町のホームページトップに、人・自然・伝統 〜与謝野で織りなす新たな未来〜とうたってあるように、そこに暮らす人が一番になっています。

そんな町だからこそ、高齢の人も障害のある人も、これからもこの地域で幸せに暮らしていけるように、仕事として携われる仕組みを作り上げたいと考えています。シルクの街として「養蚕」に着目しつつ、これまでの養蚕農家さんとは違った仕組みにすることで事業化の道を探ります。

このプロジェクトでは、福祉施設で本当に事業化できるかどうかの実証実験養蚕に取り組みます。
町の福祉施設の中から、社会福祉法人よさのうみ福祉会さんが運営されている「リフレかやの里」という施設にその実証実験をお手伝いいただきます。
リフレかやの里さんの情報はこちら→http://refre.yosanoumi-fukushikai.or.jp/index.html
養蚕の作業や従事する時間割りなど、福祉施設として取り組めるかどうか、またどのような条件や方法なら取り組めるか、双方でアイデアを出し合って調整しながら、新たな仕組みの養蚕を実証実験することで、福祉施設における養蚕方法の確立を目指して3年間、支援を行います。

そしてその方法を、地域にあるたくさんの施設に広めていきたいと思っています。

私たちの地域のご紹介

わたしたちが暮らす与謝野町は、日本三景で有名な天橋立がある京都府北部・丹後地方にある人口2万1千人ほど。着物生地である「丹後ちりめん」の産地としても有名です。この地域では、着物用生地や帯の70%以上を織る日本最大の絹織物産地で、町内にはまだ300軒以上の機屋さんがある絹織物の町でもあります。

じつはこの地域では、丹後ちりめんが生まれるよりも遥か昔、1300年以上前から絹織物が織られていたこともわかっています。

与謝野町へのアクセス

お車・・・京都から京都縦貫道にて与謝天橋立ICまで約90分。
     大阪から中国道ー舞鶴若狭道ー京都縦貫道にて与謝天橋立ICまで約2時間

電車・・・京都から特急はしだて号で天橋立まで約2時間10分。そこから丹鉄に乗り換えて約10分。
     大阪から特急こうのとり号で福知山まで約1時間50分。そこから丹鉄に乗り換えて約50分。
プロジェクトを立ち上げた背景

「養蚕をつうじて人と産業の未来を守りたい!」の火を消してはいけない。

令和元年度までの3年間に渡り、与