なめしたりの作業が気兼ねなく行えるようにしています。奥は床張りをしてかご編みやオンライン発信場として利用しています。ここでもひごつくり教室やかご編み教室を行っています。ここにも薪ストーブを設置しています。木の香りや柔らかい暖かさが伝わってきます。また山ぶどうの端材を利用して草木染めを行っています、
オンライン講習のテスト中の様子
まだ十分ではありませんがここから全国のかご編み希望者にオンライン講習ができるようにテスト訓練中です。コロナ汚染で昨年2020年はかご編み講習は全て中止に追い込まれました。山ぶどうの篭を編んでみたいという希望者に遠隔で講習ができないだろうかとオンライン講習の準備を始め現在テスト中です
乾燥小屋
採取した樹皮の乾燥室です
蔓の採取は6月中頃から7月中頃まで3~5人で行っています。採取した蔓の整理は数人で行います。採取期間中は梅雨の時期で湿気が多くカビ対策に苦労します。整理後乾燥室に入れて保管します。乾燥室は空気が自然流通するようにしたり湿気の防除や高温になる暑さに対する熱対策をとっています。
乾燥室内部
内部は3段の棚にして樹皮の種類別に分類をしています。この乾燥室は樹皮の採取のまま「原型品」ですが混みあってきたので、ひごを加工した「ひご製品」や端材、クルミやアケビ蔓材の第2乾燥室を計画しています
・・・ちいくろセンターの概要・・・
修復後の外観パース・・上手く描けていませんがこんな感じになります
平面図
ちいくろセンターのコンセプト
「不便」「不自由」で「おもいやり」がコンセプト。
「不便」「不自由」な田舎暮らしは他人を思いやりいたわり、助け合い、譲り合いが必要です、便利さや快適な暮らしは一方では自然破壊や家族制度崩壊などにつながります。肩寄せ合って生活する不便な暮らしは他人にやさしい心を育みます。自然と触れ合うことは命の大切さを学びます。自然と共生し「おもいやり」を大切にする場が「ちいくろセンター」です。
コロナ感染が一日もはやく収束して以前の日常生活に戻り「ちいくろセンター」を楽しんでいただきたいです。
修復する現在の建物状況
内部の状況
こんなに乱雑で傷んでします
周辺の風景
田園地帯が広がる平凡。素朴なところで典型的な山間地の農村です 3月初旬撮影、
近隣にも名称、史跡、観光地なども少なく、地理的には温泉地で有名な鳴子温泉、秋田や山形へ行く道中の途中になります。静かで都会などの雑踏とは無縁でおだやかにゆっくり篭編みができるそんな時間を体験ができます
・・・ちいくろ工房の取り組み・・・
かごバッグの販売
ちいくろ工房は採取からかご編みまでを一貫して行っている「かご編み専門店」です。山ぶどう、、くるみ、あけび篭を自ら製作し流通経路を経ずに直接お客様へお届けをします。多くの方に自然素材の良さを体感していただきたいと願ってます。
かご編み講習
かご編み講習・・埼玉会場にて・・
全国各地でかご文化の普及、継承などを目的に講習会を年5~6回開催しています。2020年はコロナ汚染で開催ができませんでしたが汚染傾向を見ながら2021年は従来通り各地で開催する予定です。かご編み講習では「かご編みマニュアル」にもとづいたかご編み講習で独自のオリジナルな道具類も利用することで2日間で編むことができる講習会となっています。講習会は手仕事の技術習得だけでなく共通の趣味を持つ参加者との交流も楽しいです。
かご編み教室
かご編み教室風景
本店のある宮城県大崎市古川で教室を開いています