ご挨拶
はじめまして。大阪の日本橋にあるカフェ『日本橋果物』のパティシエ、森 冬威と申します。このたびは数あるプロジェクトの中から、僕たちのページをご覧いただきありがとうございます。
今は出歩きにくい世の中ですが、徐々にでも、さらに多くのお客様に美味しいお菓子を食べてもらいたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
少し長くなりますが読んでいただけたら嬉しいです。
日本橋果物
日本橋果物があるのは、「日本橋商店会」という昭和レトロな、どこか懐かしい不思議な魅力のある商店街です。
老若男女問わず、みんなに笑顔で毎日通いたいと思ってもらえるような店を作りたい。そんな想いから日本橋果物は生まれました。
今は、店内での飲食を制限し、テイクアウトをメインに営業しています。
フルーツの可能性をどこまでも追求し、新鮮な果物を使って、より美味しく、より多くのお客様を幸せにする! というのが店のコンセプトです。
(一月の新商品 カシスとコーヒーのオペラ)
昨年の秋には、奈良の柿農家さんの山へ行き、自分たちで実際に柿を収穫しました。柿の品種や育て方の話を聞き、農家さんならではの柿の食べ方なども教えていただくことができました。
奈良の雄大な柿山の大地から力強いエネルギーを感じ取ることができ、なんとしてもこのエネルギーをお客様にも伝えたいと思いました。
果物を収穫し、そのエネルギーをお菓子に変換してお客様に引き継ぐ。
それこそがパティシエとしての使命だと感じました。
そして、僕たちにはその力があると信じています。
いずれは、自分たちで畑を作るところから始めて、自分たちで育てた美味しい旬の果物を使ってお菓子を作りたいと思っています。
このプロジェクトについて
これからも元気に笑顔でお客様を出迎えられるように、そして楽しい未来を想い描く僕たちを知っていただくために、今回クラウドファンディングという手法を取り入れることにしました。
集まったお金は、新たなテイクアウトメニューの開発、今後の様々なつながりのための資金として使わせていただきます。
(テイクアウトの人気メニュー【こっぷパフェ 苺】)
パティシエという職業
僕の少し長い自己紹介を書きます。
5歳の誕生日に母親から子供向けの包丁をプレゼントされた僕は、料理の手伝いや、クッキーを作ったりするのが好きでした。
そんな僕が本当にお菓子作りに魅せられたのは高校生の時です。作ったお菓子を学校に持っていったら美味しいと言ってくれる友達がいました。
今思い出すと、あの時作っていたクッキーはそんなに美味しくなかったと思います。
でも美味しいと言ってもらえるのがなんだか嬉しくて、作り続けているうちにパティシエになりたいと、自然にそう思うようになりました。
(妹と一緒に作ったバレンタインのお菓子)
(クリスマスに作った木苺のムース)
本格的にパティシエになりたいと思った僕は、近所のケーキ屋さんに電話してアルバイトさせてほしいと伝え、働かせてもらえることになり、高校を卒業する少し前までその店で働いていました。
高校を卒業し、専門学校に1年通い、別のケーキ屋さんでアルバイトを始めました。販売も製造もどちらも経験でき、とてもいい勉強になったと思います。
その後フランスに留学し、半年間の寮生活を送った後、Flocons de selという雪山の上の三ツ星レストランで研修させてもらえるというとても貴重な体験ができました。
親には本当に感謝しています。
(6人チ