ヒノキを活用した「ご当地除菌水」をギフトしあう世界を作りたい

ヒノキを活用した「ご当地除菌水」をギフトしあう世界を作りたい
新型コロナウイルスから大切な人と場所を守りたい。だから僕らは開発をしました。ヒノキを活用した「ご当地除菌水」を贈り、相手を想う気持ちをギフトしあう世の中にしたい。

⑴事業を継続したい。このまま終わりにしたくない。

あれから1年が過ぎようとしています。経営状況のことだけを言えば、そんなお店や企業など山のようにあるはずです。まだ続けていられることに感謝するべきだとも思います。しかしながら小さなお店に沢山のお客様を集めることで成り立っていた施設からすると、今回の「これ」は、本当に大きなダメージとなりました。

三重県尾鷲市で観光集客施設を運営しています。施設は夢古道おわせ/夢古道の湯です。紆余曲折がありながらもこの春には15年目に入る施設は官民一体のまちづくりを掲げ、ここまで安定した運営を行なってきました。しかし、今回の騒動で売上は昨年対比50%程度まで落ち込みました。ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始。全ての繁忙期を失いました。これを機会に・・・これまで共に事業を作ってきた大切なスタッフも何名か去ることに。コロナウイルス騒動が辞めるきっかけとなり、理由となってしまっている。

このまま終わりたくない。

何度となく休館を余儀なくされ、その度に立て直し、また自粛規制。第2派・第3波・・・先の見えない展開に今後の事業のあり方を模索する必要があると感じました。果たしてどうこれを乗り越えるか?一人ではどうにも答えは出ない。これを乗り越えるにはきっと沢山の方々の力が必要となる。誰かに背中を押していただくことが必要となる。新しい仲間が必要となる。そう感じました。でもコロナウイルスに対する戦い方がわからない。まずはそこから始めないといけませんでした。

これまでやってきたこと。初めて取り組むこと。持てるものを全て投入しないとどうにもならないな。そう感じました。過去の大きな挑戦であった「大学生の長期実践型インターン」を再び導入、これまで取り組んだことのない「ふるさと兼業」による兼業チーム、プロボノチームとの協働、そしてこの「クラウドファンディング」。これまでと同じように挑戦し続けるためにできることは何か?その一つがこのクラウドファンディングであり、この挑戦からまた新しい事業の展開をしたい。

覚悟を「決めました」

※大分県の竹田市から姫だるまが届きました。七転び八起き。今こそその時だ。そう感じています。
⑵覚悟を決めました

とどまることのない新型コロナウイルスの影響。日本中がマスクが無い、アルコールが無い。世の中がめちゃくちゃになりました。それでもお客様をお迎えする。その準備をする。私たちに今できることは何か?他の多くの接客業の方々と同じように対策グッズを買い漁りました。アルコール、次亜塩素酸。

私たちは小さなお風呂屋さんです。感染対策を十分にとってお越しいただいた一人のお客様が脱衣場でロッカーをご使用になられます。退館された後、私たちはその一人のお客様がご使用になられたロッカーを除菌する作業を行います。100人のお客様がお使いなられたら100回、1000人ならば1000回です。その作業そのものは「苦」ではありません。むしろ「ようこそお越しいただきました」その感謝の気持ちです。

しかしながら、その除菌に使用するアルコール、そして次亜塩素酸ナトリウム、これらを使用する私たちのスタッフの手や体に蓄積されるものがあります。手は荒れ、頭が痛い、気持ちが悪い。自粛期間の間を縫って時折訪れる賑わいに喜んでいた私は、こんな困難に共に戦ってくれているスタッフの方々の健康被害に繋がっていることに気づきませんでした。

スタッフが安心して、より安全なもので仕事をしていただきたい。

そしてこれは私たちのお店のことだけではなく、全て