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若手農家の未来のために!大阪のイチゴを全国に届けたい! 〜ブランド化への第一歩〜
8 ~ 10 分
◆はじめに
みなさま、はじめまして!大阪府茨木市で農業をやっています、いちご農園「ミライバナ」の上平(かみだいら)です。私たちはイチゴの生産と販売を通して、農業の魅力を伝え、未来の担い手を増やすことにつなげる取り組みを行なっています。今回は、朝採れのおいしくて新鮮な「大阪のイチゴ」を「全国に届ける」ことで、より多くの方に大阪のイチゴを味わっていただき、現在目指している【大阪北イチゴ】のブランド化への取り組みや私のような新規就農者の増加への第一歩を、皆様といっしょに歩めたらと思いプロジェクトをはじめました。
下記にて、私たち「ミライバナ」のこと、今回のプロジェクトに込めた思いや背景、ご支援への返礼品についてなど、ご紹介させていただきます。最後まで、ご一読いただけましたら幸いです。
◆目次
①自己紹介
・わたしたち「ミライバナ」について
・「ミライバナ」はイチゴを通して、魅力ある農業を活性化させたい!
・山の湧き水でできた、「ミライバナ」自慢のイチゴについて
②プロジェクトについて
・大阪のイチゴを全国に届けたい!~ブランド化への第一歩に~
・新型イチゴ容器だからこそ、大阪~全国のみなさんに届けられる!
・コロナ禍だからこそ、安全にイチゴ狩りを楽しんでほしい!
③リターンのご紹介
④最後にご挨拶
◆わたしたち「ミライバナ」について
2018年に新規事業として、いちご農園「ミライバナ」を立ち上げた上平敦之です。
農業を始めるまでは、板前になる修行のため19歳で奈良から大阪に移住し、約10年間料理人をしていました。同時に、地元の奈良で農業を営んでいる知人の祖父の田植えや稲刈りを手伝っていたのですが、農業には後継者不足や耕作放棄地など様々な問題があると知り、社会課題としてとらえるようになったのです。農業の抱える問題をリアルに感じたことをきっかけに、アウトドア事業などを行っている「株式会社スタンドケイ」の事業を通して、〝先ずは自分自身で農業に取り組むことが、それらの社会課題を解決出来るのではないか〟と考え「ミライバナ」をスタートさせました。
イチゴをつくろうと思った理由は、日本の農産物の中でも米、トマトに次いで生産量が多く新規就農者の半数以上が希望する作物とされていることです。私がイチゴを好きなことはもちろんですが、老若男女に人気の作物をつくりたいと思い、立地などさまざまな観点から数ある作物の中でイチゴの生産を選びました。
ようやく農地が決まり、ハウスの建設に取り掛かった頃そこからはあっという間で、農業の知識、経験、コネも全くない状態から手探りで農地を探し始め、約半年たらずで就農。約10aのビニールハウスでイチゴの生産を行っています。後継者不足や耕作放棄地といった問題があるとはいえ、新規就農者があたらしい農地を見つけることがとても難しく数年はかかるとされているので、約半年で就農できたのはとても幸運でした。とはいえ、様々な農家さんとお会いしたり交渉したり、農地を探していた当初が今日までで一番苦労したことです。
「ミライバナ」ができた1年目1月の様子。イチゴ農園らしい光景に
なんとか就農できて、ようやくイチゴ農園らしくなった「ミライバナ」の1年目。農家の朝は早く、人件費もさけないため、あれもこれもひとりで作業しなければいけないため、とにかく孤独な仕事だなぁと思いました。自分はひとりの時間が好きな方なので、そんな孤独