【1本で2本分の働き】イタリア ナポリの職人が作る上質なリバーシブルベルト

【1本で2本分の働き】イタリア ナポリの職人が作る上質なリバーシブルベルト
1970年創業の知る人ぞ知る老舗イタリア工房が作る、どちらも本格派な本革リバーシブルベルト。同色のスムース×スエードでスーツからラフな休日スタイルまでこれ1本。さりげなく見えるベルトこそ印象を決める重要なアイテム。日頃からこだわりのある紳士はもちろん、同じようなベルトを選びがちな貴方にもぜひ。

男の腰周りをクラスアップするレザーベルトを、貴方のためにイタリアで作ります!

靴やバッグと同様に、男性のコーデを格上げするベルト。せっかく高級なスーツに身を包んでも、ベルトが安っぽいと台無しですよね。
腰周りという目立つところに装着するからこそ、相手からも無意識にみられるベルトは、コーデの出来を左右するもの。

そのため、常に上質なベルトを身に着けたいですが、良いベルトを何本も買うのは経済的にも負担が大きいもの。そんな悩みを以前から洒脱な男たちは、1本で2本のベルトとして使える「リバーシブル」なベルトで補ってきました。

有名ブランドでもたまに見かけるリバーシブルベルト。

バックル部分を回転させると、裏側のベルトが現れる仕組みです。

ビジネスマンにとって、1本のベルトで2本分の役割、価格はそこまで高くない、
と一見良いことずくめなリバーシブルベルト。

ではなぜあまりスタンダードに販売されないのでしょうか。

《理由1》特殊なバックルと異なる2つのレザーを作るために、生産コストが大きくなるが、高いベルトは売りづらいため、販売者にとってメリットが少ない

リバーシブル仕様には、特殊なバックルと異なる2つのレザーが必要。
その分生産コストが大きくなりますが、高価になるほどベルトは売りづらく、販売者にとってメリットが少ないのです。

《理由2》 売れなかったときに、抱えるレザーの在庫が2倍になるため、工場にとってもリスクが大きい一般的に、革は生地とは違い、1頭単位で生産・購入します。また品質を安定させるにはある程度の量を一度になめし、染色する必要があります。

革を2種類使用するということは、売れなかったときに抱えるレザーの在庫が2倍に。

工場にとってもリスクが大きいのです。

使用する人にとって便利なアイテムが、販売者にとってよいアイテムとは限りません。

皆さんもご承知の通り、多くのファッションアイテムは、様々な過程を経て世に出されます。 工場から製品を買い上げるメーカーや、販売店に卸す代理店などを通りながら各過程で利益が上積みされていきます。もちろんそれは、健全なことであり、ブランドを維持するための努力は大変なものです。 しかし、だからこそ、本当に質の良いものは、いつの時代もなかなか手の届かない金額になることは事実。

しかし、できるなら自分たちが作った質の良いベルトを多くの人に使ってほしい。
それは製造する工場の願いでもあります。

そこで弊社のイタリアでのルートを生かし、イタリア屈指のナポリのベルト工房に日本の消費者の注文をまとめて生産をしてほしいと打診したところ、快諾。

製造工場と消費者をつなげるために、イタリアの一流工房のベルトを直接注文できる機会をこのCAMPFIREで持つことができました。

今回ご紹介するベルトはそんな一級の工房で作られた生粋のメイドインイタリーのベルトなんです。

まだ作られていないベルトを注文できる仕組みだからこそ実現した企画と言えます。

イタリア南部の中心都市、ナポリ。世界的に有名なブランドの革製品を輩出してきたこの街で、中心部にひっそり佇む建物の中で名作といわれるレザーベルトを作り続けていることはあまり知られていません。

この小さなベルト工房は、創業1970年。サルバトーレ・パルンボ氏が、叔父のレザー工房を受け継いだのがきっかけ。

パルンボ氏は、8歳の時にレザー製品をつくる仕事に携わってから休むことなく、75歳の現在までベルトを日夜作り続ける昔の職人を絵にかいたような人物。自分の会社を設立