町の中で同じ生活リズムを日々繰り返す私たちは、
自分だけの特別を欲しているものです。
ARTIMBER長財布は堅牢で品のある紫檀を、ソフトな感触ながら頑丈な植物なめし革と組み合わせ、日常で安心して使用できる耐久性とどんなシーンでも合わせやすいデザインを実現しました。
唯一無二の外面美と、凛とした内面美
使えば使うほど馴染み、木も皮革も、年月の経過と共にさらに艶や風合いを感じさせることにお気づきになると思います。まるで年輪が雨風を経て形成されるように、この財布もあなたのあらゆる日常や年月を刻むお供をいたします。
・植物タンニンなめし革
植物タンニンなめしは、天然植物(草や木の汁など)から抽出したタンニン(渋)を使って皮をなめす方法。ARTIMBER長財布の使っているイタリア産のレザーは初層牛革を植物タンニンと一緒になめしてできた高級レザーです。
牛革は表面の皮部分(銀面)と内側の皮部分(床革)から構成します。表面の皮部分(銀面)を使用した革を「トップレザー」と言い、表皮が付かない裏側の皮部分(床革)を使用した革を「スプリットレザー」と言います。
トップレザーには動物の毛穴や肌のきめなど、牛革の表皮本来の質感をそのまま生かし柔軟で強度があります。高級バッグメーカーなどでも使用されている革素材となります。イタリア産のレザーは水質や土壌の違いから日本では出せない色合いが出せるのも魅力。
植物タンニンなめしの皮は、タンニン濃度を少しずつ上げながらなめすために作業工程数が多くなり、30以上の工程を踏まえる必要があります。そのため化学薬品を使ってなめすクロムなめしに比べて2~5倍高価になります。
「植物タンニンなめし」の革の良さ:
■使い込むほど艶(つや)や風合いが出て馴染んでくる
■型崩れしにくく丈夫
■染料の吸収がよく、発色がいい
・紫檀(ローズウッド)
紫檀に黒檀、タガヤサンを含めたものを「三大唐木(唐木三木)」と呼んでおり、これらの樹木は昔から評価の高い樹種として内装材や仏壇の材料としては最高級のものとして広く知られています。黒檀より紫檀の方が少し硬いとされています。他の唐木と同様に成長が遅く、樹木の直径は大きいもので80cm程度です。
特に処理などを行わなくても虫や菌に侵されにくく、腐りにくい為、耐朽性には極めて優れている樹種と言えます。心材は色味の違う部位が複数重なっているので縞模様に見えます。
乾燥は困難ですが乾燥後は狂いの少ない木材となります。
紫檀は非常に硬い木材で木理は交錯し、重硬なため、乾燥および加工性にやや難がありますが、正しい加工をした後は肌触りの良い美しい仕上がりが得られる樹種です。
紫檀はその硬さ故に使い込むごとに光沢が増していきます。一つ一つ個性を持った美しい木目と、高級感がありつつも柔らかい肌触りを楽しみながらお使いいただければと思います。
落ち着いた品のある紫檀や柔らかい植物タンニンなめし革の両方を生かし、シンプルで飽きない長財布を目指しました。その自然素材である木と革を融合したARTIMBER長財布ははムダのない、スタイリッシュなデザインを実現しました。
使い込んだ時間と共に革が柔らかくなり色艶が増してくるので、自分で革製品を育てていく喜びがあります。
板磨き
穴あけ
レザー切断
縫い合い
最終的に世界中に1つしかないARTIMBER長財布が出来上がります。
刻印は3つの位置や16種類のフォントからお選びいただけます。
※刻印サービスをご利用される方は支援される際に必ず備