す。アタリなど。
アタリとは、皮に固いものがあたった跡だったり、使用者の癖が摩擦跡となることを指しますが、持ち主様だけの表情が刻まれ、それもまた“味”となります。
・ご使用中(しろがね(白)→中金色→赤貝→紫→青貝→黒箔)という風に、きれいに色が変わっていくとは、限りません。箔も繊細なので、生活環境(例えば温泉街など)でエイジングのスピードが違いますし、色の出方も変わる恐れがあります。
・届いた時点で、箔の変色が始まっている場合もございます。
・紫外線は硫化を促進させますのでお気をつけください。
作成者(takenaka kinsai)について
takenaka kinsaiは、着物の世界で培った金彩工芸の技をテーブルウェア、ステーショナリーの分野で展開する京都・嵯峨嵐山の工房です。
金彩は、着物を金箔や銀箔などで華やかに装飾する技術の総称ですが、和装に留まらない「これからの金彩」を模索しています。職歴五十年あまりの職人(父)とデザイナー(息子)の親子で製品開発に取り組んでいます。
作成者(takenaka kinsai)からのメッセージ
展示会のブースで、瀬田さんにお声がけ頂きました。
お話をする中で、未来の子どもたちに誇れる日本にしたいという想いと、そのためには、後世に伝統技術を残していくことの重要性も感じて頂いていること。また、伝統や家という閉鎖的な場に対して、既にZUTTOMOというコミュニティで人と人との繋がりを軸にして、クラウドファンディング活動を成功されていることなど、足りない部分を補う知恵をお持ちだと感じて、今回ご一緒させていただくことになりました。
いぶし銀のコンパクト財布、\wallet(バックスラッシュ・ウォレット)は、自分で使う財布が欲しいという思いから設計を始めました。
小さい財布が欲しかったのですが、小ささの追求が目的ではなく、それは前提であって、”ゆとり”ある、使いやすい財布がを欲しいと思っていました。斜めに口金をつけるアイデアは「とにかく”大きくて、使いやすい”小銭入れが欲しい」という切実な思いの反映です(笑)。
はじめは奇妙な形に思われるかもしれませんし、”伝統工芸”という言葉の厳めしさに腰が引けるかもしれません・・。が、一度、手にすれば、「丁度いい。長く使える財布だな。」と思ってもらえるようなものを目指しました。貴方の定番となることを願っています。
銀箔のエイジングはやっぱり特別です・・。日本人は昔からその渋さに夢中でした。
“侘び寂び”というヤツです。
古くて新しい財布のご支援どうぞよろしくお願い致します!
プロダクト誕生までのお話
改めまして、
初めまして瀬田恵美香と申します。
三重県の普通の主婦です。
周りの人みんなの笑顔が見たくて、悩んだり苦しんだりしている人に、明るさを取り戻して、楽しく生きていく方法をお伝えする活動をしています。
その傍ら、ZUTTOMOというお母さんを主体としたコミュニティを仲間と共同運営しています。
京都で行われた産業展に、その仲間から誘われるがまま、ふらっと足を運んでみました。
会場を巡っていると、落ち着いた口調で丁寧に説明をしていらっしゃる、小さいブースに足が止まりました。
地元の京都から出展されている『TAKENAKA KINSAI』さんのブースでした。
親子で物作りをしていることや、使い捨てでない世の中を目指して、物を大事に永く楽しんで使って頂きたい想いと、
日本の伝統文化や技術を、後世に伝えたい想いとを世界にも発信してい