※数量限定【いぶし銀】の美しさ!エイジングが魅力の【本革・銀箔 ミニマル財布】

※数量限定【いぶし銀】の美しさ!エイジングが魅力の【本革・銀箔 ミニマル財布】
京都の職人親子が手がける、使い続ける程に深い味わいの出る財布。「箔くすべ」技法によって、硫黄の煙で燻した銀箔を貼ったこの財布は、【燻(いぶ)し銀】特有の色の美しさと経年変化『エイジング』が楽しめます。本物がわかる貴方に、良い物を長く大切に使いたいと思う貴方に届けたい珠玉の逸品です。

色」を得ることが「箔くすべ」の当初の目的でした。紛い金という不名誉な二つ名が、金と違わぬ美しさを逆説的に証明してくれています。金にはないエイジングの魅力が備わります。

中金色の次に表れてくる色味が「赤貝」と呼ばれている色です。構造色である「赤貝」に例えられるように、顔料の着色では決して再現できない魅力的な赤色です。

現在は作られていない色の箔です。各地にわずかな量が残りますが、いずれはこの世から失われてしまう可能性のある貴重な幻の色です。写真では、リアルの美しさがお伝えしきれない事が心残りな逸品です。

黒箔に至る一歩前に現れるブルーグリーン色です。やはり構造色である「青貝」に例えられます。ナノレベルの薄い硫化銀が作り出す、魔法のような干渉色のしんがりです。

硫黄の煙で燻すと最終的に黒箔に至ります。光の干渉現象から現れる色ではなく、硫化銀本来の色が見え始めた状態になります。硫化反応はこの後も持続し、ますます黒くなっていきます。
時を重ねる銀の美しさ

ご使用後も、大気中に含まれる硫黄との反応は持続しますので、理屈の上では、どのお色をお選びいただいても、56年の内に黒箔色に至ります。しかし、環境やご使用方法によって硫化の進行度合いは異なりますので、一概に◯年後に◯色になるという風に申し上げることはできません。百人いれば、百通りのエイジングがあろうかと思われます。

アタリによって、箔が剥がれてくることもあるでしょうし、キズがつくこともあるかもしれません。けれど、それもまた、一つの個性であり、魅力になります。

是非、ご自身だけのエイジングをお楽しみいただければと考えています。

人もモノもすべからく歳をとる・・ならば「渋く」「美しく」。

本革に『銀箔』で『金彩・きんさい』を施しました。『金彩』は本来、字が表す通り、『金箔』を用いて彩ることの方が多いですが、【いぶし銀のコンパクト財布】\wallet(バックスラッシュ・ウォレット)では、敢えて『銀箔』を選択しています。

それは、なぜか?

銀は本来、昔から「しろがね」と呼ばれてきたように華やかな白色をしています。けれど、時の経過と共に、徐々に味わい深い黒色へと変化していきます。この黒色の銀がいわゆる【いぶし銀】です。

【いぶし銀】という言葉には、『派手さは無いものの魅力のある物』あるいは『確かな実力、円熟味のある人』を讃える意味としての方が馴染みがありますね。
これは、銀が長い時間を経て到達する美しさに由来してのことです。

【いぶし銀のコンパクト財布】\wallet(バックスラッシュ・ウォレット)は、「硫黄の煙で燻(いぶ)した銀箔」が大気中の硫黄と反応を続け、いっそう成熟していく過程を体感できます。貴方と共に円熟味が増す財布によって、特別な時間を楽しんで頂ければ、との想いを込めています。

製品仕様

サイズ【 縦94㎜×横85㎜×厚み20㎜ 】

素材 【 牛革(タンニンなめし、染料仕上げ)、本銀箔 】

裏地 【 綿に本銀箔で金彩加工 】

金具 【 バネ口金100㎜幅、バネホック 】

生産国【 日本 (京都・嵯峨嵐山) 】

付属品【 貼り箱(縦105㎜×横93㎜×厚み27㎜)、 お取り扱い説明書 】

収納量の目安【 紙幣10枚、コイン20枚、カード5枚、鍵1本 】

注意点など。

・革は自然のもの、傷があるものもございます。ご承知おきください。

・箔も個体差が激しいものです。一点一点手作りのため、写真とまったく同じにはなりません。

・箔は使っているうちに剥げたりしま