オクシズの魅力をたくさんに伝える観光交流所を作りたい

オクシズの魅力をたくさんの人に伝える観光交流所を作りたい
静岡市の中山間地「オクシズ」にある古民家を再生し、オクシズに訪れる人が誰でも利用できる観光交流所「オクシズベース」を作ります。観光相談窓口に、コワーキングスペースやカフェを併設し、オクシズの魅力を余すことなく発信する観光拠点づくりを目指します!

左から:瀧昌弘(㈱季咲亭)/武馬千恵(元しろくまジャム店長)/ 冨田和政(㈱好上社代表/オクシズマガジン編集長)/ 佐藤誠洋(志田島園 代表)

はじめまして。「オクシズベースプロジェクト 」立ち上げ人の冨田と申します。突然ですが、皆さんは静岡市の中山間地「オクシズ」と呼ばれる地域をご存知でしょうか?この地域は、静岡市に流れる安倍川・藁科川・興津川・大井川の4つの河川の上流域にあり、南アルプスがもたらす豊富な自然と「神楽」や「盆踊り」といった伝統文化が色濃く残る地域です。

私はこの「オクシズ」という地域に大きな可能性を感じ、静岡市がより豊かに発展するためには、市街地だけでなくオクシズ地域と共に発展する未来が必要だと考えています。

今回立ち上げる「オクシズベース」という観光交流所では、ただ観光案内をするだけなく、オクシズの自然を活かしたツーリズムやワーケーションの受け入れなども企画していきます。ただ過疎化が進む地域の支援を行うのではなく、 オクシズが持続的に発展するためには何が必要なのか。SDGs未来都市「静岡市」に相応しい観光コンテンツを作成し、オクシズ地域の振興を目的に活用していきます。

オクシズベースイメージ図

オクシズベースは、オクシズ地域にある空き家となっている古民家を活用した複合型観光拠点として構想を抱いています。

南北に長い静岡市は、面積の約80%を山間部が占めています。その広大な山間部には、静岡市民でも訪れたことない絶景や体験したことのない文化など、魅力的な観光コンテンツが多数存在しています。

そんなオクシズ地域の魅力を「もっと知ってもらいたい」「体験してもらいたい」そんな思いから、観光交流所「オクシズベース」を立ち上げます。
■まだ見ぬ静岡がそこにはある

■「オクシズベース」に設ける機能と役割

①観光・移住案内所

②コワーキングスペース

③物販コーナー(アンテナショップ)

④カフェ

⑤定期的なイベントや体験プログラムの実施

⑥オクシズ材を活用した店舗(オクシズ材の普及)

オクシズベースは、この地域に住む人と訪れる人、そしてこの地域を応援する企業が交わる拠点にしたいと考えています。そのため、様々な立場の人が交流所を利用できるよう、上記6つのような機能と役割を設けています。

最初はオクシズに遊びに来ていた人が、いつ間にかイベントを手伝うようになっていたり、一緒に飲み会をする仲になっている。初めはどういう形であれ、地域と人と企業の交流が様々な連鎖を生み「オクシズから静岡市を元気に!」そういった和が広がることを願っています。
■オクシズベースはどこに作るの?

オクシズベースは、安倍川の上流域にある「大河内」と呼ばれる地域に設ける予定です。「大河内」 は梅ケ島温泉へと行く途中にあり、わざびとお茶の栽培が有名な地域です。梅ケ島や玉川、井川に訪れる際の休憩所としてもご活用いただければと考えています。

オクシズ地域には、オクシズ全体を取りまとめる中山間地に特化した観光協会やまちづくり団体がありません。50年前に静岡市と合併した以降も「梅ケ島村」「井川村」「玉川村」といった旧自治体区分での情報発信やまちづくりの組織体制が続いてきました。どの地域でも一生懸命情報発信をしておりますが、オクシズという言葉が定着したことにより、旧自治体区分ごとの観光情報を求める人が少なくなってきています。
■地域情報の集約を

そこで今回立ち上げる「オクシズベース」では、オクシズ各地域の観光情報を集約し、オクシズに訪れる皆様が求め