皆様、初めまして。長田 有司と申します。
『フロントラインフィードバックコンサルティング』を軸とした経営コンサルタントとして、現在活動しています。
これまで、フォーシーズンズホテル椿山荘 東京、ウェスティンホテル東京にてホテルコンシェルジュとして開業準備室発足時より携わり、オープンを先導しました。次の職場に選んだ創業以来70年もの間赤字を出したことのないファミリービジネスでは、一兵卒の営業マンとしてフロントラインで闘い、その後、社長として在任していた7期の間、3期連続で増収増益を達成しています。
この度ご縁を頂き、私が『フロントラインフィードバックコンサルティング』で行っている経営戦略をまとめた電子書籍『V字回復戦略!指示せず社員が動く!コンシェルジュだった社長が最高の結果を引き出す』を出版することと相成りました。
※以下タイトルを 『V字回復戦略!指示せず社員が動く!』と記載いたします
このコロナ禍の折、苦しい経営を余儀なくされている会社は少なくありません。しかし、色々手を尽くしてはみたものの八方ふさがりになってしまったり、改善方法が分からず途方に暮れていたりはしませんか?
そのような方々にぜひ、電子書籍『V字回復戦略!指示せず社員が動く!』 を知っていただき、
『V字回復戦略!指示せず社員が動く!』 を読んで
私が実践しているフロントラインフィードバックコンサルティングの3ステップを実行し、
V字回復を成し得ていただきたい!
と思い、このプロジェクトを立ち上げました。
■サマースクールでホスピタリティに興味を持つ
子どものころからお客様に喜んでいただく仕事にとても興味があり、「接客ならホテルだろう」とホテルマンとして就職しました。私の大学時代は『私をスキーに連れてって』が上映される少し前。スキー部に所属していたこともあり、スキー場開発に力を入れていた藤田観光株式会社に入社したのです。
当時の藤田観光には、全米ナンバーワンのホテル学部を持つコーネル大学のサマースクールに選抜した社員を派遣するという制度がありました。世界各国のホテルマンが集まり、超一流のホテルに泊まって超一流のサービスを体験しつつその内側を見せていただき、ホテルの在り方やサービスについて夜な夜なディスカッションをする、そのサマースクールでの出会いや学びは、私の人生を大きく変えました。
The Peninsula New Yorkに試泊し、その超一流のサービスを体験。
日本のホテルは外来文化の輸入のため、どうしても画一的すぎるところがあり、高級ホテルであってもホスピタリティという部分において少し足りないと感じます。対してアメリカの高級ホテルは、フロントからベルマンまで「お客様に喜んでいただけるためにどうしたらいいか」ということを常に考えていました。日本の老舗旅館にも通じる考え方であり、それこそがおもてなしの基本なのではないでしょうか。
私はホスピタリティを学んだことで、「サービスの仕事をしたい」と強く思うようになったのです。
■コンシェルジュとしてホスピタリティを仕事に
帰国後、椿山荘にフォーシーズンズホテルを作るプロジェクトが持ち上がりました。その総責任者から「コンシェルジュという、サービスを専門にやる部署がフォーシーズンズにはある」と聞いた私は、それだ!と思い、首尾よく配置していただきました。
フォーシーズンズホテル椿山荘 東京、開業前日の集合写真。
それまでの日本のコンシェルジュは、いわばインフォメーション係。でも、フォーシーズンズのコンシェル