ていくためには、ルーチンタスクをこなすことで得られる安定した収入よりも、私自身がもっと自由であることのほうが大事だと考えました。
そして私は自分自身のやり方で『この世から自殺をなくすこと』を究極目標に掲げながら生きていくことを決意し、長野県警察を辞職しました。
人々の生きる希望となる「嬉しい、楽しい、美味しい」を作り上げたいという思いがくらっちぇの根底にあります。
それらのポジティブな感情を通じて自己肯定感を高めることが出来れば、自殺企図の彼の気持ちも少しは明るい方向に向けられるかもしれないと思い、私は自ら歩き出しました。
自殺は一朝一夕でこの世から消えるものではありません。
そのために必要なことは、私自身が私にかかわるすべての人に真摯に向き合い、個々の困りごとを地道に解決していくエンターテイナーたることだと考えています。
私の一生をかけても無謀な挑戦かもしれませんが、私が決意しないことには始まりません。
苦しい時でも救いの手を差し伸べてくれる人が必ずいる。
それがくらっちぇの由来です。
激動のコロナ禍で営業してきたくらっちぇは、一度は思うように売り上げを上げられず、無期限休業という『どん底』を経験しました。
しかし、人々の自己肯定感を高め、町を明るくし、自殺をなくすという決意は今後も揺らぐことはありません。そのために私は困難な時も常に笑顔で自分と周りの人々に向き合っていきます。
キャメラ撮影会でODDO COFFEEのコーヒーを飲む店主
くらっちぇに期待してくださる方々に恥じない活動をこれからも展開していきます。
どうかご支援よろしくお願いします。
資金の使い道
本クラウドファンディングはAll-in方式(実行確約型)で実施します。目標金額である500万円に達しない場合にも、ご支援金を活用した諸活動の継続とリターン品の提供を行ないます。
物件取得費、電気工事等 200万円
厨房機器(冷凍冷蔵庫、食器洗浄機、真空包装機、フライヤー)300万円
※予想以上にご支援いただけた際には物件を変更することがあります。
実施スケジュール
2021/11 プロジェクト終了
2021/12 カリーラボ工事着工、リターン順次実行
2022/4 カリーラボ完成、オープン予定
※あくまで目安であり、予定は未定です
最後に
くらっちぇが2020年4月に善光寺に移転して3か月、私は早くも飲食営業の厳しさに限界を感じ始めていました。
もともと経営の経験も乏しく、能力が高いわけでもありません。日々の仕事に追われ、始めた当初の気持ちを忘れかけていたのですが、7月19日に私の初心を鮮烈に蒸し返す出来事がありました。
それは三浦春馬さんの訃報でした。
私と同世代であり、それこそ『恋空』のころから知っていた三浦さんが、なぜ自ら命を絶ったのか、当然ながら私には知る術はありません。
これを機に私は警察官時代に抱いた気持ちを再ブーストさせるに至りました。
どんなに見かけが順風満帆な人でも苦しみを抱えている人がいる、そう考えたときに私のあるべき姿は『とにかく自分にかかわる人に生きる希望を与える』ことであると確信しました。
そこから私は今まで敬遠していた銀行からの借り入れを決断し、くらっちぇを存続させ、自分にできる限りのことをしようと尽力してきました。結果的に売り上げの数字には直結しませんでしたが、その転機にかつて感じた熱意を思い返し、継続する決断をしたことを後悔はしていません。
またそんな私にとっての激動の最中、」2020年12月に娘が