皮膚病に苦しむ動物を減らしたい【獣医皮膚科専門医のFINAL ANSWER】

皮膚病に苦しむ動物を減らしたい【獣医皮膚科専門医のFINAL ANSWER】
皮膚病で苦しむ動物の数を減らしたいと思って皮膚科専門診療に長年携わってきました。犬と猫の皮膚病を減らすためのコンセプトとして「腸活とスキンケアを通じた皮膚の健康増進」に辿り着きました。そして、大いな期待がもてる犬猫の腸活サプリメント開発に成功したので、この度ご紹介させて頂きます。

くまでチーム戦です。腸活製剤もそれと一緒で、組み合わせて使う事で高い効果が期待出来ます。

過去の研究データ、様々な分野の専門家の意見、実際に皮膚病や健康な動物への効果を統合して解析した結果、犬や猫においてもプレバイオティクスとバイオジェニックスの組み合わせが理想的であるという結論にいたり、この考えをもとにFINAL ANSWER No.1を開発しました。
#名コーチと二刀流選手のコンビです
#名コーチがチームを強くして二刀流選手が試合を決める
#そんなイメージです

今回クラウドファンディングを実施する“FINAL ANSWER No.1”は、
① プレバイオティクス(オリゴ糖の一種であるケストース)
② バイオジェニックス(加熱処理した乳酸菌:Lactobacillus paracasei パラカゼイ菌 )
の2種類の有効成分を含んだ製品です。

当初は2種類のサプリメントを開発していたのですが、2つ購入するコストと2つ投与する負担を鑑みて、2 in 1の合剤にこだわりました(2つの成分を1つの合剤とするには技術的なハードルが高かったのですが、素晴らしいことに生産可能となりました)。

さらには、動物たちが好んで食べてくれる錠剤タイプの開発に成功しました。
#オリゴ糖の1種であるケストースは人が舐めても甘い
#動物たちにも嗜好性が高いのがGOOD

腸は最大の免疫器官と言われています。免疫とは、体にないもの(異物)を排除し、体を守る機能です。免疫に関わる細胞や抗体の数・種類は体全体の60%が腸に存在します。免疫器官としての腸を支えるのが腸内細菌叢であり、キーポイントは短鎖脂肪酸(SCFA)です。
#SCFAだけでも覚えて帰って下さい

SCFA(酪酸、酢酸、プロピオン酸など)は、腸内細菌叢が豊かな状態で、主に善玉菌によって産生されます。そして、SCFAは免疫担当細胞に働きかけ炎症反応をおさめてくれる等、免疫機能に好影響を与えてくれます。

一方、善玉菌が減少するとSCFAが減少し、免疫機能に不具合が生じてしまいます。このような状態をディスバイオーシス(腸内細菌叢が乱れた状態)と呼ばれるのですが、腸のディスバイオーシスに関連する皮膚病としてアトピー性皮膚炎(AD)が注目されています。

  

(ここからアトピー性皮膚炎をADと表記します)

ADは、環境アレルゲンに対して過剰な免疫反応が起こり、皮膚炎やかゆみを生じるアレルギー性皮膚疾患です。犬においてADは症例数が非常に多く、皮膚のみならず外耳炎などの耳のトラブルも引き起こします。人および動物にとって、ADは生活の質を落とす厄介な疾患です。

ADにおける免疫系の異常は、生まれつきの体質、と古くは考えられていました。しかし、近年、ADの乳幼児は、生後4〜6ヶ月でディスバイオーシスとなっており、SCFAが減少していることが明らかになりました。つまり、腸内環境の乱れから免疫機能の不均衡が生じ、そしてADを発症するという可能性が指摘されたのです(怖ろしいことですね)。

    

そうなんです、驚くべきことに、便の状態が正常でも腸はディスバイオーシスの可能性があること(ADの発症リスクがあること)が医学領域で報告されています。このような背景から人のADやアレルギー性疾患の治療・予防として注目されたのが、“腸活”というアプローチです。

動物の医療では…残念ながら研究はまだまだ少ないのが現状です。しかし限られた情報の中で我々は試行錯誤し、その結果、プレバイオティクスの“ケストース”、 “パラ