皮膚病に苦しむ動物を減らしたい【獣医皮膚科専門医のFINAL ANSWER】

皮膚病に苦しむ動物を減らしたい【獣医皮膚科専門医のFINAL ANSWER】
皮膚病で苦しむ動物の数を減らしたいと思って皮膚科専門診療に長年携わってきました。犬と猫の皮膚病を減らすためのコンセプトとして「腸活とスキンケアを通じた皮膚の健康増進」に辿り着きました。そして、大いな期待がもてる犬猫の腸活サプリメント開発に成功したので、この度ご紹介させて頂きます。

えば犬のADでは、「根治困難」「生涯にわたる治療が必要」と皮膚科の清書(教科書)に記載されています。

もう1つの理由は、多くの治療薬は対症療法薬であること。
例えば、先述の犬ADの革新的な治療薬も、発症後に生じる炎症やかゆみの緩和を目的としています。つまり、根本から治す治療ではありません。

そして、どれだけ素晴らしい治療薬が出てもご家族から止むことのない質問。

その答えを探すため、私のクリニックを受診するご家族は多くは悩み、迷いながら、様々な取り組みをなさっていました。それは私も同じです。

私の愛犬は、次に17歳を迎える柴犬さんであり、彼は1歳のときに発症したADとともに生きてきました。私の家でも同じような質問が飛び交い、柴犬さんはスキンケア、食事療法、サプリメント、ストレス対策、ライフスタイル改善など様々な取り組みをしてきました。(今は絶賛FINAL ANSWER中!)。

私が皮膚科専門の獣医師だから特別、ではありません。私も、皮膚病の犬と生活する一人間であり、クリニックを受診する症例のご家族と同じ気持ちであり、ご家族から学ぶことが多いにありました。

愛犬の小太郎くん。特技は飛ぶこと。

そして、私の獣医皮膚科専門医としてのMISSIONは、皮膚病で苦しむ目の前の動物を救うだけではなく、皮膚病で苦しむ未来の動物の数を減らすこと、と心に決めました。このMISSIONのきっかけを与えていただいた、たくさんの皮膚病の動物とそのご家族の皆様には、心から感謝を申し上げます。

MISSION達成のために最初に取り組んだこと、それはスキンケアでした。
「スキンケアとはより生理的な方法で健康で美しい皮膚を維持し、かつ皮膚の病的状態の回復や予防を図ること」
まさに私のMISSIONにぴったりでした。

当時は「薬用シャンプーで洗えばスキンケア!」といったような到底スキンケアとは言えない文化が根付いていました。手前味噌ではありますが、コツコツと情報収集しつつ、研究、啓蒙活動を継続した結果、動物のスキンケア文化の土台を作ることができたと思っています。

動物病院業界において
最も売れたスキンケアの本
Amazonレビューも高評価で一安心。

一方で、スキンケアでは効果を実感できない動物や、そもそもスキンケア行為を実施できないケースもありました。次の一手を考えるために立ち止まり、出会ったコンセプト、それが腸-脳-皮膚相関です。

出版社 ‏ : ‎ 医学出版 (2020/10/7)

腸の健康が脳や皮膚の健康に貢献することであり、腸の不調が脳や皮膚のトラブルに関与することを知りました。腸の健康の要である腸内細菌叢のバランスが崩れると、皮膚ではAD、ニキビ、脂漏症、脳では鬱や睡眠障害のほか、自閉症にも関与することを知りました。

「よし、これからは皮膚のための腸活だ!」
と意気込んだのはいいものの、動物における情報は極めて乏しい状況でした。

市販されていた様々な乳酸菌製剤を皮膚病の犬に使ってみても、明確な効果を実感できず、悶々とした日々が続きました。ここで諦めないのが私の長所なのかもしれません・・・。スキンケアの時と同様に、コツコツx100とデータ収集を行いました。

そして、最終的にたどり着いたのが、今回のプロダクトであるプレバイオティクスのケストースとパラカゼイ菌を用いたバイオジェニックスの混合腸活サプリメント(FINAL ANSWER No.1)です。

これを実現するためのANSWERは継続的な“スキンケアと腸活”
であると信じてやみません。