経験から、フードロスへ興味を持ち、SDGsの重要性に気づく。
ビジネスシーンでのSDGsがまだまだ浸透していないと感じ、ビジネスにおけるSDGsの推進に力を注ぐことを決意。
2021年5月1日より、リーダーとしてネクストエージを率いる。
日中のハーフで、日本語、英語、中国語のトリリンガル。
取締役社長の任期は2022年3月31日まで。
吉村大作/株式会社ネクストエージ 代表取締役
1980年生
SDGsという言葉が世に出る前から、貧困や環境問題など、社会課題に取り組んできた。
SDGsをコンセプトにおいた街づくりや商品開発を得意とし、「次世代のために次の時代をつくる」をミッションにネクストエージを立ち上げる。
仙台青葉学院短期大学 こども学科 小野瀬剛志 教授
※写真は仙台青葉学院短期大学ホームページより許可を頂いて掲載しています。
「ENA kamishibai」を監修。
専門分野:教育学、環境教育、社会学
研究テーマ:幼児教育、「持続可能な社会のための教育」(ESD)、批判的環境教育論
主な著書:
『ESDとして「食の教育」の方向性-ロハスとスローフードの思想と教育』(日本環境教育学会編『環境教育とESD』,第1部3章,単著,2014)
「『海外の保育思想と歴史』とつながる」(井上孝之・小原敏郎・三浦主博編著『つながる保育原理』第11章,単著,2018)
★今回の企画にあたっての小野瀬教授からのメッセージ
SDGs(持続可能な開発目標)は、日本においても社会全体として取り組むべきムーブメントとして定着しつつあるように思います。保育の現場でも、新しくなった幼稚園教育要領の前文で、「持続可能な社会の創り手」という言葉が用いられるなど、SDGsに対する関心は高まっています。
ただ、就学前の子どもたちに「SDGsについて学んでもらい、行動してもらう」と考えることは、大人のエゴを子どもたちに押し付けてしまう危険性もあります。子どもたちが、SDGsで掲げられている世界的課題を理解するためには、まだまだ時間も経験も必要です。また、そもそもSDGsは、大人が子どもたちの将来のために取り組んでいかなければならないことであり、子どもたちに責任はありません。
この紙芝居は、子どもたちに17目標についての「正しい知識」や「取るべき行動」を教えるためのものではありません。この紙芝居をきっかけに、大人や子どもたち、または子どもたち同士の間でSDGsについてのコミュニケーションが起きることを期待して作られたものです。既存の知識やルールを押し付けるのではなく、いろんな自由な発想でSDGsを考え、楽しむきっかけにしてほしいと考えています。
「(読み手)お空をきれいにするにはどうしたらいいと思う?」、「(子どもたち)みんなで交代で雑巾がけすればいい!」。この紙芝居を通して、そんなやり取りが行われることを期待しています。
仙台青葉学院短期大学 こども学科 小野瀬剛志 ゼミ
「ENA kamishibai」をネクストエージと共同脚本。
★小野瀬ゼミについて
食を中心とした環境問題の学習を通して、自分たちの生活や保育について考えを深めています。自分たちが食べているものが海外の生産現場では土壌汚染や健康被害の原因となっていることや、自分たちも知らない間に残留農薬などのリスクにさらされていることなど、グローバルな環境破壊と自分たちの生活を関連付けて理解しています。また、学んだ内容を踏まえた保育教材の作成を行い、保育者として何ができるかを探