デザインの力で福祉を、技の力で福祉を、ビジネスの力で福祉を、そして人の心で福祉を

デザインの力で福祉を、技の力で福祉を、ビジネスの力で福祉を、そして人の心で福祉を
生地選び、デザイン力に自信のあるベテランデザイナーが創業したベビー服メーカーが、まだ周知されていない素晴らしい縫製技術の福祉作業所商品を広く知って欲しく、プロジェクトを立ち上げました! 10月4日、ネクストゴール20万円を達成!今後も福祉作業所の仕事が増えるために皆様の更なるご支援をお願い致します!

福祉会】を設立。
【働く場が欲しい、という願いから出発】

りんごの木で働くある障がい者の方の昔の実際の日記からです。支援学校を卒業した右手が不自由な方でした。毎日家にいるだけの生活に、
「働く場所が欲しい。働けるなら右手も使って懸命に働くから働けるところを作って欲しい。」
そこには切実な願いが綴られていました。
【私たちの思い】

今は「働ける」場所は昔に比べて多くなりました。
もちろん障がいの程度にもよるでしょう。
重度の障害を持った方は当然働くことが出来ないでしょうがそうでなければ、自分の持っている力を使って自立したいと思うのは当然です。

人は皆幸せになるため生まれてきた。

そして

人は、志に向かって懸命に生きていくことで、その人の人生が豊かになる

これ以上の循環はないのではないでしょうか?
「行ってきます!」
と出かけて
「ただいま!」
と帰る喜び。
社会生活を営む喜び。何よりも働く喜び。それを継続可能な形で私たちが一緒にできるのは

「ビジネスを通し、人が望む商品を提供、その商品に見合う価格付けと賃金の提供」

です。

向かって左から、りんごの木職員中野さん、弊社社長野溝、りんごの木所長石本さん
【今回のプロジェクトを決意したもう一つの理由】

昨年ふとしたしたきっかけで、NPO法人 SUPLIFE代表の美保さんと初めてお話をさせていただきました。                                             障害のある子とその家族は、母親の心身状態やお子様の健康状態により、外部との接触を避けたり、強い孤独や不安に苛まれることが多いそうです。この不安は分断された社会だからこそ起きているのが現状で、SUPLIFEはエンターティンメントの力で子どもの頃から、お互いを自然と知り、大人になっていくことで、心の壁をなくせたら。と共生社会を目指して活動している団体様です。

ご自身もダウン症のお子様をお持ちの美保さんは、とてもエネルギッシュで温かい方でした。

美保さんとかのんちゃん

お話しをしながら、
「こんな商品を障がい者福祉作業所で作っています」
と何気なくスタイなど商品をカタログでお見せしました。

・・・「3才を超えて身体が大きくなっても、私の子供はよだれがなかなか止まらなく、体の大きさとよだれかけが不釣り合いなのを奇異な目で見られるのが怖くて、スタイに見えない物を懸命に探したものです」
と仰るのを聞いて呆然としました。

小さな二つの手、小さな二つの足、生まれたばかりの大きな泣き声、その後の笑顔・・

ほとんどの赤ちゃんはそれらを親に届けてくれます。愛おしくて仕方ないでしょう。そこに一つ多くの遺伝子や一つ形の違う手足などがあっても、親の愛は絶対的なものでしょう。

しかし、現実はその子の将来への不安を胸に秘めて育てていかなければなりません。まず保育園や学校へ入ることに始まり、綺麗ごとでは済ませられないハードルを乗り越え続けなければならない毎日があります。そしてようやく社会に出た時「共生できる社会」が待っていなければなりません。

オーダーしたハンドメイドのスタイをつけてご機嫌なかのんちゃん

私はそれまで福祉とビジネスの融合こそ懸命に考えて、少なからず実行してきました。

でも実際は長い間ベビー・子供関係の仕事に携わっていながら、初めて「障がい」のある子の親御さんとお話をし、実際にその陰に800人~1000人に一人「ダウン症の子供」が存在する現状を情報として知りながら、生の声を聞いて、初めて現実とし