アフリカの新しいオペラ!ブルキナファソで、現地の人々とじっくり・ガッツリ・コラボ

アフリカの新しいオペラ!ブルキナファソで、現地の人々とじっくり・ガッツリ・コラボ
世界最貧国の一つ、西アフリカのブルキナファソで、現地の伝統音楽奏者たちとのコラボで新しいオペラを作っています。アフリカ人が自らの視点で語るアフリカの歴史、苦難と希望の物語を、アフリカの豊かな音楽を取り入れて描く、アフリカ独自のオペラの誕生をサポートし、見守ってくださいませんか。

会のメンバー登録や、旅行の際の書類申請など、すべて困難です。近代化、時代の流れに取り残され、貴重な能力や技術を持つ人々が時代の波に埋もれてしまうのは何とも残念です。先進諸国から様々の援助が行われていることも事実ですが、それが隅々まで行き渡るなどということは、夢のまた夢で、現実は厳しいです。私も微力ながら、何とか彼らの素晴らしい音楽文化の継承と発展に一役買いたいと切実に思います。オペラ制作のような、比較的大きな規模の長期にわたるプロジェクトを行い、出演者たちに対価をきちんと支払っていくことにより、経済的にもグリオを支えることができます。それは何も人助けということではなく、人類の一員として、価値あるものを大切に守り育てていくという義務だと思っています。

私たちのオペラの題名は、フランス語で「LÀ-BAS OU ICI…」といいます。直訳すると「あちら、またはこちら… 」となり、意味がよく分からない感じになってしまいますが、LÀ-BASは、いろいろな意味での壁や障壁、あるいは海などで隔てられた「あちら側の世界」を意味し、それに対して「こちら」は自分のいる場所ということになります。アフリカでは、欧米や日本などの先進国社会を指して「あちら側の世界」ということもよくあります。原作者で政治難民のモイ・ムボランゴンは、祖国・コンゴ共和国を逃れて4年以上ブルキナファソに住んでいます。彼にとっては、大切なお母さんを残してきた、帰ることの許されない祖国がLÀ-BASです。

モイ・ムボランゴン(ラッパー、マーシャル・パヌッチとしても知られている)www.martialpanucci.africaオペラというジャンルにアフリカのDNAが加わることは、世界の音楽ファンにとっても興味深いことではないでしょうか! このプロジェクトがアフリカの伝統の存続 –すなわちグリオの生き残り– に貢献すると同時に、その豊かな音楽性を世界の他の地域の人々にも知って、楽しんでいただくきっかけになればと思います。
ブルキナファソの音楽界では、アフリカの音楽の新たな可能性を拓くプロジェクトとして大きな関心が寄せられており、ブルキナの歌姫、マイ・リンガ二や、ブルキナの素晴らしい合唱団ヴォックス・クリスティ(Vox Christi)も今後、本オペラプロジェクトに参加することを熱望しています。

既にプロジェクトの最初の一歩、全四幕の内、第一幕を首都ワガドゥーグーで2021年4月に初演しました。その模様をオンラインで公開しております。(https://youtu.be/MZPtLy9LOh8)
また、BBCによってこのオペラプロジェクトが紹介され、ブルキナファソのみならず、世界的にも注目を集めています。(https://www.bbc.com/news/world-africa-57145383)
作品完成の折には、まずブルキナファソ各地で公演、そしてアフリカの他の国々へ、そして欧米、日本へも公演ツアーをするのが夢で、そのための準備を少しずつ進めています。
在ブルキナファソ日本大使館のTwitter記事でも紹介されています。 https://twitter.com/AMJBurkinaFaso?s=03 (@AMJBurkinaFaso)

合唱団ヴォックス・クリスティのメンバーたちと
2. プロジェクトをやろうと思った理由

2015年頃から、私はオペラの新しい可能性を探求するため、ヨーロッパを何度も訪れ、ネットワークを広げ、様々な人々と出会ってきました。そんな中、あるときベルリンで、建