過ごし、以下の活動をしました。
2021年1月:オペラの中の5曲の歌をCDアルバムに録音して発売。その記念のコンサートをゲーテ・インスティテュート(ワガドゥーグー )で行う。
2021年4月:オペラ LÀ-BAS OU ICI… 第一幕をフランス文化研究所・ガーデンステージ(ワガドゥーグー)にて初演。
4. 主なメンバー紹介
マブドゥー・サヌー
ベンドレ、ジンベ、コーラ、ゴニ、タマニ、フルートなど数多くの楽器、そして歌と、なんでもこなす、われらがメインボーカル。37歳にして一家の家長として、母、多くの弟妹、親類縁者の面倒を見る、責任感の強い人。メンバーの中ではもっともフランス語の読み書きにすぐれ、ブルキナファソ人としては珍しく英語も話せます。作曲、編曲にも優れた才能があり、このオペラにも曲を提供しています。
イブラヒム・ババ ・デンベレ
メンバー最年少、29歳。 マブドゥーの甥っ子。アフリカのバイオリン、ドゥードゥガを弾く人は多くないので、希少価値で引っ張りだこ。お茶目でちゃっかりもの。自分のミスを笑い飛ばすのが得意の、憎めないキャラクター。両親と暮らしている家では、百羽ほどのハトを飼育しています。
ブレイマ・サヌー
マブドゥーのいとこで同い年。練習の鬼。一度も学校というものに通ったことはなく、読み書きは全然出来ません。メンバーの中でヨーロッパへ演奏に行った経験があるのは彼一人。とても優しい人ですが、頑固で保守的な一面もあります。どんなに暑い日にプールに誘っても、決して水に入ろうとはせず、プールサイドで見ています。彼のバラフォンの華麗なソロには、皆うっとりします。
エルベ・アンベール
フランス人。もともとは、自らの手でブロンズ像などを制作するのが本領のアーティスト。15年間ベルリンでアートの仕事をしてきました。近年映像への興味が増大し、ビデオ作品を制作しています。レジデンス・アーティストとしてブルキナファソに招かれていた期間に藤家と出会い、オペラプロジェクトに身を投じました。大の日本好きで、彼の「鴨川ソング」という作品は最近、京都の映画館で上映されました。ブルキナファソにもただならぬ愛着を覚え、最近土地を購入し、プル族風の家も建てました。オペラの舞台美術を担当、大スクリーンに映し出される映像は、すべて彼がブルキナファソで撮りためたものです。
5.今後の実施スケジュール
2021年9月後半 : リハーサル開始
2021年11月8日 : クラウドファンディング終了
2021年12月 :第二幕初演 フランス文化研究所 エキシビションホール / ワガドゥーグー
2022年1月 : 第二幕ストリーミング
2022年2月4日‣5日 :第三幕初演 Les Bambous(ル・バンブー)/ ボボ・ディウラッソ(ブルキナファソ 第二の文化都市)
2022年2月 : 第三幕ストリーミング、オンライン意見交換会、リターンの織物製作
2022年6月 : 第四幕初演 フランス文化研究所 大ホール / ワガドゥーグー
2023年1月 : 全幕完成版初演 会場未定
6.集まった資金の使い道
今回サポートいただいた資金は、上記の「5. 今後の実施スケジュール」のうちの2022年2月4日‣5日 に実施予定の第三幕初演 於 Les Bambous(ル・バンブー)/ ボボ・ディウラッソ にかかる経費として使わせていただく予定です。Les Bambousは、ブルキナファソで首都ワガドゥーグーに次ぐ文化都市・ボボ・ディウラッソの芸術活動の拠点として、尊敬