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その後彼は地元隠岐の島に帰ることを決めたため、わたしはその年の9月に隠岐の島に移住、そして10月に長かった遠距離恋愛を経て、晴れて隠岐の島で結婚をすることになりました。
(2020年10月16日 隠岐の島町役場にて、婚姻届を提出しました。)
会いたくても会えなかった日々から、毎日大好きな人の隣にいれる幸せ。婚姻届を提出した瞬間、大好きな人と家族になれたこと、わたしは世界一幸せ者だ!!とものすごく舞い上がってたことを今でも鮮明に覚えています。
遠距離時代に残せなかった何気ない日々の思い出。隣にいれる今、わたしはようやく彼との日々の思い出を写真に残せるとものすごくワクワクしていました。
しかし現実はそんなに甘くはないようです。写真に写る彼はあまり楽しそうではありませんでした。
(カメラを向けると急に無になる彼)
彼はわたしにこう言いました。
「実はそんなに思い出に興味がないんだよね」
「二人で写真は撮らなくてもいいかなぁ~。」
「ニュージーランド行く前に一生分撮ったからもう十分かな~。」と
写真を撮ることに対してまったくと言っていいほど興味がないことを知りました。
3.一度だけ写真をたくさん撮ってくれた、ニュージーランド旅。
静岡とニュージーランドの遠距離恋愛中、わたしは大好きな彼に一度だけ会いに行きました。
しかしその時も会いに行く前から「二人の写真はいらないかなぁ~」と言われ続けていたのです。
しかしわたしもニュージーランドに 一年間だけ住んでたこともあり、彼との写真を残したいと思う場所がたくさんありました。
そこで乗り気ではない彼が、楽しんで撮ってくれるように、「NZで大好きな彼と2ショット写真を撮りたい!」というクラウドファンディング(ポルカ)に挑戦しました。
1人支援してくださることに、
1枚写真が撮れます!
みんなを巻き込んで何かをすることが大好きな彼が二人で写真を撮りたくなるように、ぜひぜひみなさんご協力お願いします!
支援してくださったお金は、ニュージーランドのお菓子にしてお返しします。企画が終わってもみなさんが楽しめますように。一緒に楽しんでくれる仲間を募集します!という内容でした。
その時はなんと48名の方が協力してくださり、ニュージーランドの絶景の前で、48枚もの素敵な写真を残すことができました。
また何名からはこんなポーズをしてほしい!というリクエストをいただき、それを実行させていただきました!
こちらがその写真です↓
「二人の写真はもういいかなぁ~」と言っていた彼もこの時ばかりは、一緒にポーズや構図をたくさん考えてくれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。この時ご協力してくださった方々、本当にありがとうございました。
4.隠岐の島×ウェディングフォトの出会い
隠岐の島に移住してから、わたしはたくさんの友人ができました。そのうちのある1組の夫婦が隠岐の島でウェディングフォトを撮り、その写真を見せてくれました。
まるで海外のような、隠岐の島出身の彼ですら知らなかった絶景の数々。
わたしとの写真に興味がない彼の気持ちを含めて、ウェディングフォトを諦めていたわたしでしたが、数々の素敵な写真を見させてもらい、わたしも大好きな彼と一生に残るウェディングフォトを撮りたい!この大切な瞬間を写真に残したいと強く願うようになりました。
そこで彼に聞いてみると、「クラファンするなら撮るよ!」との返事が返ってきました。
そこには自分たちだけで楽しむより、たくさんの人を巻き込んでみんなで楽しむのが好きな彼の気持ちで