クが縮こまって、行動もできずに、勇気も出せずに、口先だけで良いことを言っていても、何一つ叶えられないことを彼女は分かっていました。
そこで、そんなボクの背中を押して、すぐに行動できるように、恋人は引っ越し資金を立て替えてくれました。
お陰で、ボクはすぐに引っ越しを決めて、行動しました。
ところが、ここで別の問題が起こります。
はじめての一人暮らしと、突然「自由」になったことで、漠然とした不安を抱えてしまったのです。
それから1ヶ月ほど、ボクは何をしたらいいのかがさっぱり分からなくなってしまいました。
幸い、仕事はパソコンがあればなんとかできることばかりでしたが、それを続けるだけなら実家にいても同じことです。
恋人の大きな愛情に背中を押してもらったにも関わらず、またボクは元に戻りそうになっていたのです。
1ヶ月ほどの間、ブログでの自問自答の数も少し減っていたと思います。
自分でも何が不安なのかも分からないまま、どうしていいのかも分からずにいました。
そして、そんなボクを見かねて、恋人が「しっかりと日々、自分を見つめ直してください」とアドバイスをくれました。
そう言われて再び、しっかりと自分を見つめ直し始めたボクは、愛知へ来る前に「あなたを変える自問自答のメソッド」を使って、コーチングをしようと思っていたことを思い出したのです。
そして、引っ越してからは、そのための行動を何もしていないことに気付きました。
不安の正体は、何も行動していないことだったのです。
そこから、もう一度自分を見つめ直し、目指すべき場所、目指すべき自分にも気付けました。
この自問自答のメソッドを使って、目指すべき場所、目指すべき自分とは、、、
ボクが24万円稼ぐチャレンジをしていた時、恐れはありましたが、何も言い訳せずに「できる」と自分を信じて、自問自答と仕事に取りくんでいました。
言い訳をしている暇があるなら、とにかく行動した方が良いと思い出したのです。
そして、ボクは「自分を変えたい」と本気で思っている方へのコーチングを始めるための行動をし始めました。
ランディングページを何個か作っては、Facebook広告をいくつか出しました。
ブログでも宣伝したり、知り合いにメールしたり、思いつくことはとにかくやるようにしました。
でも、なかなかクライアントは見つかりません。
そこで、ボクは考えました。
「自分を変えたい」と思っている方というのは、あまりにも定義が広すぎる。
もっと、ボク自身が寄り添える方を対象にしたほうがよいのではないか?
そんなことを考える内に、ボク自身が適応障害に悩み、苦しみ、行動できずにいたことを思い出し、そこから「自分を見つめ直す方法」を見つけて、「適応障害と共に生きていこう」と思えるようになったことを思い出したのです。
そこで、ボクは自分を助けてくれた「自問自答のメソッド」を知ってもらうことで、ボクと同じ用に適応障害に悩まされながらも自分を変えたいと思っている人を導きたいと思うようになりました。
お恥ずかしいことばかりですが、ボクは「夢」や「やりたいこと」のために、行動できたことがありませんでした。
いつも何かしら言い訳をつけて、諦めてばかりいました。
やがてそれが自信喪失に繋がり、仕事もうまくいかず、家庭さえも守れず、適応障害へと自分を追い込む結果になっていったのです。
そんな自分が変わることができたのは、ボク自身のお陰ではありません。
ボクを理解し、応援し、支えてくれている恋人がいるからです。
彼女のお陰で、ボク