※国内で回収された廃プラ(850万トン)のうち約10%(79万トン)は、海外に輸出されております。国内事業者からの手が離れ、海外で環境問題を起こしている可能性が残る状況です。合わせて輸送におけるCO2削減効果も重要なため、ここでは『国内循環』の意味合いを強調させて頂いております。
引用元:一般社団法人 プラスチック循環利用協会
(プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況)
本プロジェクトでは「平均的な車で地球を11周半弱(約44万km)走った時の排出量」分と同等の「CO2排出量100トン」をFUROSHIKIを使用することで削減しようと考えました。
【CO2排出削減量の算出方法】
CO2排出削減量(kg-CO2) = 廃プラスチック(PE)の焼却・埋立におけるCO2排出量(kg)- 廃プラスチック(PE)から再生樹脂製造におけるCO2排出量 + 新規樹脂製造におけるCO2排出量
廃プラが99%原料のごみ袋「FUROSHIKI」。2020年度グッドデザイン賞を受賞しました。
おかげさまで販売開始から8ヶ月で、2,000事業所に導入頂くことができました。
使用時に空気が抜けずかさばってしまうなど、まだまだ利用シーンが限られていた「FUROSHIKI」。
この度、SDGs事業開発屋 TSUKURU社とサティスファクトリー社が共同で、
そのユーザーペインの徹底解消を目的に「FUROSHIKI air」を新開発しました。
廃プラスチックの国内循環に加えて使いやすさに徹底的に向き合ったこのプロジェクトを、
「ムリせずに、環境問題に貢献頂く必要があるのでないか。」
「もっと多くの方にこの商品を知って頂きたい。」
との想いで今回のクラウドファンディングを立ち上げました!
《FUROSHIKI air》
・本クラウドファンディングで初公開させて頂きます。
・東証一部上場企業を含む数社にて、ご導入を検討いただいております。
多くの方にとって、ムリない環境貢献活動としてご理解頂くことができれば、
本プロジェクトで『CO2 100トン削減』をご一緒に達成するために、お力添えいただけたら嬉しいです!
※FUROSHIKIシリーズでは、CO2 5,000トン/年以上の削減に貢献させて頂きたく努力して参ります。
※FUROSHIKI airで、FUROSHIKIシリーズの構成比20%(1,000トン/年相当)を目指します。
※これからの廃プラをなんとかしたいと思われる方(ご提供元)や、CO2削減に向け、
一緒に様々なお取組みをさせて頂くお仲間も随時募集しております。
《FUROSHIKI》
(画像提供:株式会社サティスファクトリー「日経SDGsフェス公開資料」)
昨今の日本国内の廃プラスチック事情については、3つの課題があります。
1点目は、リサイクルに対する世界基準との違いです。
日本の産業界では、プラスチックのリサイクル率は高いとの印象があります。
しかし、有効利用とされるうちの58%はサーマルリサイクルであり、世界的な基準で見るとリサイクルとは判断されません。
(画像提供:株式会社サティスファクトリー「日経SDGsフェス公開資料」)
また「マテリアルリサイクル」とされている23%のなかのうち50%弱は、
海外輸出され、輸出先では再利用されずに不法投棄されているケースもあります。
(出展:Withnews『プラごみの終着点「プラスチック村」で記者が見た「やばい」もの…』)
2点目は