は幸いなことなのですが、ボクをフッた後も彼女はボクとLINEでのメッセージはしてくれていました。そのお陰で、心も前向きになれたし、自分が反省していることを伝える機会もあったのです。
ですが、ただ反省するだけでは意味がありません。
ボクの中の何が原因となったのか、具体的にはボクの中にある間違った思考の正体とは何なのか?それを知らなければ、根本から解決はできません。
寝ても起きても、自分と向き合う日々が続きました。
彼女とのLINEの中でも色々と気付かされることがありました。
彼女は、自分と向き合い始めたボクにたくさんのアドバイスをくれました。
行動するボクを信じてくれていたのだと思います。
ボクは、成長して絶対に復縁するということを誓っていました。
それが、できなければ結局、彼女を裏切ったままで終わってしまいます。
ボクは、いつしか適応障害を自分への言い訳にしたくないと、思うようにもなっていました。
自分にだって本気で行動ができるんだと思うようになっていったのです。
そして、3月19日と20日に2つの大きなターニングポイントを迎えます。
これからあなたが読まれる話は、ボクにとって、とても大きな意味のある物語です。
それは、ボクが適応障害になった根本的な理由にさえ気付けたような、そんな大切な出来事です。
なので、あなたにも色眼鏡なしで、この話を読んでいただければ、嬉しいです。
3月19日にボクは彼女から「一緒にここに泊まりに行きたいです」と嬉しいLINEをもらいました。
その瞬間のボクは、誘われたことに、ただただ喜んでいたのですが、実はそんな単純な話ではありませんでした。
そのホテルは、一泊12万円もする高級リゾートホテルでした。
「え?なんでこんな高いところに?」と思いました。
ほとんど稼ぎがないことを知っているのだから、なんなら連れて行ってもらえるのか?とさえ思ったのです。
ただ、さすがに自分の分くらいはなんとかしなければ話にならないと思ったボクは、「12万円ならなんとかできます」と強がりました。本当は8万円くらいしかなんとかできないと思っていたのですが、、、
ところが、彼女は「目標は24万で」と言って来たのです。
さすがにボクは震えました。
なんとかすれば12万円を稼げる可能性はあっても、24万円なんてどうすればいいんやと、ビビってしまいましたが、とにかく頭をフル回転させて考えながら行動するしかできません。
ですが、これはボクが必死に行動できるようになるために、そして、本気で行動することで得られる自信を知ってもらうために、と彼女が考えてくれたボクへの優しさだったのです。
やはりここでもボクは、適応障害を言い訳にせず、自分を見つめ直しながら、頭を使って、何とかして24万円稼ぐことだけに集中しました。
旅行は4月12日と決まり、彼女の想いに応えるためにも、ボクは何が何でも3週間ほどで24万円を稼がなくてはいけませんでした。
この試練が1つ目の大きなターニングポイントです。
そして、さらに翌日に2つ目のターニングポイントが来ました。
3月20日、ボクは彼女からLINEである質問をされました。
それは、ヨガの思想から自分を見つめ直すような質問だったのですが、ボクはその質問に対して、熟考した答えを長文で返したのです。
すると、その答えを読んだ彼女から「自分の考えていることを文字にする才能があるから、書くことを全身全霊でやってみてください」と言われたのです。
確かに、ボクは昔から言葉で想いを伝えるよりも、手紙