初めまして。ビジネス・ブレークスルー大学4年生、柴崎莉菜(22歳)と申します。
数多くあるプロジェクトの中から見つけて頂き、ありがとうございます。
皆様の貴重な時間が心温まる時間になりますよう、思いを込めて書いたので最後までお読みいただけると嬉しいです。
私は、高校2年生の頃からこども食堂でボランティアを行っており、
この度「生活困窮世帯の家族にも笑顔になれる特別なひとときを届けたい」という想いから、オリジナルバースデーケーキを届けるプロジェクトを立ち上げました。
皆さんは、お誕生日にケーキを食べていますか?
私もお誕生日やクリスマスなど、特別な日には毎年食べています。
しかし私がボランティアをしている子ども食堂では、コロナ禍以前から、家にお金の余裕がなくて「定規を買えない」「誕生日にケーキは出ない」「学校から帰っても夜遅くまで1人で過ごしている」などポツポツ話してくれる子ども達がいました。
子ども食堂に通うお子様の親御さんもまた心を痛めていました。生活の為に子どもと過ごす時間を犠牲にして働いても、尚厳しく、「子どもに寂しい思いをさせて情けない」と自分を責め、気持ちを押し込めながら過ごしている様子が伺えました。
誕生日にケーキを買ってあげたいけれど、家計が苦しく諦めざるを得ない親御さんの声も耳にします。
昨年のクリスマスに、家族でケーキを囲んだ時、「誕生日にケーキは出ない」と言っていた子や親御さんの顔が思い浮かびました。
ケーキを食べられず悲しい思いをしている子どもや親御さんがいることを考えると、「悲しむ家族を笑顔にしたい」という想いに駆られました。そして家族にとって特別な「誕生日」に特別なバースデーケーキを届けられたらいいなと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
ケーキを目の前にした子どもの喜ぶ笑顔と、それを見守る親御さんの嬉しそうな眼差しを少しでも多く見たい。
ケーキを届けることが、生活困窮世帯の方々にとっての直接的な生活支援に繋がらないという事は理解しています。また、お誕生日だからと言って、バースデーケーキを強制するものでもありません。
ですが、バースデーケーキを親子で一緒に食べる時間を通して、
「産んでくれてありがとう」「生まれてきてくれてありがとう」「笑顔で元気に成長してほしい」と願うそれらの想いを親子で共有し合うきっかけになれば嬉しいです。
年に一度の特別な日である誕生日が、親子にとって心温まる日になるよう、どうか皆様の力をお貸しいただきたいです。
今回初めての試みで、どれだけ私の思いを届けられるか正直不安もあります。
ですがそれよりも、未来ある子どもたちの笑顔のために、私も何か1歩を踏み出さなければ何も始まらないと思いました。皆様のお力を借りて、1人でも多くの方がこのプロジェクトに賛同しご支援頂けることを切に願います。
いつか、皆様に支えられた子どもたちが大人になった時に、
「自分がしてもらったように、私もいつか困っている人を笑顔にしたい。」
と思うような想いの連鎖が続く社会を創っていきたいです。
一般的に「バースデーケーキ」というと、白色のショートケーキが定番です。
今回水色にしたのは、「うわぁ。こんな色のケーキがあるんだ!」と驚いて目を輝かせる子どもたちの姿を想像したからです。未来ある子どもたちの創造性を膨らませ、ワクワクしてもらえたらと思い色を付けました。
また、水色は、リラックス効果をもたらす色でもあります。
日ごろ、生活の為に必死に働いている親御さんにも「ホッと一息ついてもらいたい。」という