ませんが日本一の暑さを観測した町です。
この炎天下の中でペットボトリング移動式銭湯を作る現地の皆に向けた『ペットボトルドリンク』をご支援いただくのも嬉しいなとふと思ったので、〖Amazonの欲しいものリスト〗に2㍑のお茶とスポーツドリンクを併せて加えておきます。もし気が向きましたらそちらも是非checkしてみて下さい(__)
ꕤຼ最後にꕤຼ
さて、ここまでずいぶんと大真面目にふざけつくしてきましたが、最後にほんの少しだけ真剣なことを━━━
渋谷でストリート銭湯をしたり移動式銭湯で旅を続けてきた僕は今、昨年の9月からもうかれこれ10ヶ月ほど大分県の『天ヶ瀬温泉街』という場所で“災害復興支援”と呼ばれる活動しています。
1300年もの歴史を持つこの場所は、別府・湯布院と並ぶ大分の三大温泉地として長きに渡り栄え続けてきました。
しかし、そんな温泉街の平和な日常をある日突如として災害が襲ったのです。
昨年令和二年の七月七日に九州を襲った豪雨災害により、温泉街の中心を流れる川が氾濫。全14軒ある旅館の内、川沿いの7軒は壊滅的な被害を被りました。
そしてそれは勿論、温泉旅館だけに限ったことではありません。
僕や今この文章を読むあなたと全く何も変わらない暮らしをしていた天ヶ瀬温泉街に暮らす街の方々も、過去の思い出を奪われ、未来への希望を奪われ、何もかもをある日突然奪われました。
その痛みは計り知れません。
きっと自分なんかが安易に想像できるものでは決してないと思います。
しかしながら、街の皆はそれでも川を愛し、湯を愛し、毎日毎日未来に向けて一歩一歩前へと歩みを進めています。
ついこの間も天ヶ瀬温泉のシンボルである「朱い吊り橋」が再び街と人々の心に架かりました。洪水で壊滅的な被害を被った各旅館も再建を進めています。
勿論この街に暮らす皆だって僕やあなたと何も変わらない一人の“人間”なので、時にはぶつかりあったり、恐怖に負けそうになったり、間違いを犯したりもするかもしれません。
でも、それら全部を含めて自分はこの街が美しいと強く感じているのです。
今はコロナで遠方から遥々この街を訪れるのは難しいかもしれませんが、これから先、天ヶ瀬温泉街が復興を遂げたその暁には是非ともこの文章を読むあなたにもこの街を訪れてほしいです。
それくらい、素敵な街です。
勿論、復興とは1年2年で完成する様なものでは決してありません。
長い目でこの街の歩む未来をそっと見守り続けて頂ければ幸いです。
現在25才の僕は、26才の“風呂(26)”の歳を迎える来年、世界でこの移動式銭湯を実現させにいきます。
だから、皆さんがこの街を訪れたその時、もしかしたら自分はこの地にいないかもしれません。
でも、その際は僕にとってのFamilyであるこの街の皆が、自分の代わりにあなたのことを全力でもてなしてくれることかと思います。
その時は是非、このプロジェクトで皆と創りあげた“移動式銭湯”でこの『川と湯のまち天ヶ瀬』を心ゆくまで堪能していって下さい。
「こんなにも強大な川の脅威を見せつけられても、それでも尚、自分たちは未来の世代にこの川を伝えていきたい」
あの日、温泉街の皆さんは真剣な目でそうおっしゃいました。
この街にとって川はまるで家族の様な存在なのです。
〝川と湯のまち天ヶ瀬〟
だからこそ、自分はこの街で「川」と「湯」を活かした今回のチャレンジに挑みます。
「成功」も「失敗」もすべてを含め、この挑戦の物語を見守って頂ければ幸いです。
さて、、そ