を逃れたりご利益を得たりするのが人々にとっての神様という存在でしたが、科学やあらゆるテクノロジーの発展により、我々の生活は、ずいぶんと楽になりました。
しかしその一方で、消耗・疲弊している方もいらっしゃいます。
日夜、時間に追われ、眠る直前までパソコンやスマートフォンをさわり、脳や目や心を酷使することで、自律神経のバランスが乱れている人が多いようです。そういった積み重なるストレスが多い現代人の、心の支えや癒し、浄化、リセット、そういった存在目的が、現代の神社仏閣の在り方なのかもしれません。
このプロジェクトで実現したいこと
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助っ人宮大工を募集します!!
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具体的には、末社の一つである養蚕神社(ようさんじんじゃ)の社殿の修繕を手伝ってくださる方、応援してくださる方を募集します。
こちらの社殿は、築200年ほどたっており、その間、商売繁盛や五穀豊穣の神社として、人々の暮らしや自然の移り変わりを見守ってきてくれました。
雨に吹かれ風に吹かれ、数々の災害も経験して、大分お疲れです。
そろそろ新しい家と交代しなければいけない時期です。
全体的に修繕するには、500万円~1000万円ほどの費用がかかります。
神社の社殿の修繕や建て替えは、「宮大工(みやだいく)」といって、特殊な技術を持っている専門の大工さんが行ってくれます。
国宝や文化財に指定されている木造の建造物をはじめ、非常に貴重な建物の建築や補修などを担当する大工さんです。
特に「木組み」といわれる、釘を使わない日本建築の伝統技術は、その精巧さや美しさが、海外からも注目されています。
とても素晴らしい技術を持っている、かっこいい宮大工さんですが、全国的にも後継者不足で、年々、プロフェッショナル人材が減ってしまっているのです。
住宅施工の大工さんと違って、仕事ぶりを拝見する機会がないのも後継者不足の一因です。
そこで、宮大工さんが修繕している現場を見学できるようにしてはどうかと考えました。
また、養蚕神社は、山腹にある神社のため、資材を運ぶ人手がいります。
よければ「助っ人宮大工」として、実際に宮大工として働く方と一緒に、資材を運ぶお手伝いをしてみませんか?
当社は山全体が境内が特徴の神社です。
山の入り口から資材を運び、ゆるやかな登山をしながら、自然を感じ、養蚕神社へ資材を運びます。
自分で運んだ資材に名前を記して、大工さん指導のもと、好きな場所に打ち付けることができます。
※イメージ図
「一生に一度は神社に奉納をしたい」と思っている方にとっては、チャンスかもしれません。
自身で運んだ資材には、名前を入れて、大工さん指導の下それを打ち付けてもらいます。
願い事を込めるのもよいでしょう。
社殿は、およそ築100年~200年程度で選手交代します。
ご自身の名前がはいった資材が、今後、200年もの間、社殿に残ります。
とてもロマンがありますよね。
この取り組みは、
・現代人の心身の疲れを癒し
・家族や仲間との思い出を作り
・周辺地域の観光の活性化
・宮大工さんのお仕事を知るきっかけづくり
・重要文化財や技術の継承
・財政難や後継者不足で悩む神社の認知向上
・まだ見ぬ後世の人のために財産を残す
など、
我よし、相手よし、社会よし、未来よし
いいこと尽くしのプロジェクトです。
「業界一位」「歴代一位」などの
記録は塗り替えられますが、
起源は塗り替えられません。
200年に一度の社殿の修繕に参加して
歴史に名を遺す