CACANi(自動中割)でオリジナルアニメを制作・制作実例の一般公開したい!

CACANi(自動中割)でオリジナルアニメを制作・制作実例の一般公開したい!
ACTF2021 in TAAFに出展した際、版権の関係でCACANiで制作したアニメの制作実例を公開できない実情がありました。自主制作のアニメ制作実例を一般公開することで、CACANiの普及を促し、デジタル作画と自動中割でアニメーターの給与改善にも繋がる自主制作の第一歩にご支援をお願いします^^

不足でも生産性が高く枚数を稼げ、CACANiの操作を早い段階から着々と覚えることができる。

作画現場全体でCACANiを一斉に導入すると、慣れないソフトによって負担もかりります。
そこで、現実的な提案として、数人の動画マンにCACANiを導入します。

新人の動画マンは、CACANiの自動中割サポート付き。CACANiに原画を取り込んでトレースをするところからスタートして、基本的な操作と自動中割ができるようなる頃には、月間の動画枚数も増えていきます。

[Point]少人数から導入して規模を増やしていくことで、オールCACANiの案のように新人教育ができる環境が自然に作られ、全体の作画枚数のUPと給与改善に繋がります。

動画マンから原画マンにステップアップするための基準例[動画300枚数/月]

CACANiのデジタル作画を導入しているA社のお話では、新人アニメーターは入社後、2~3ヶ月はCACANiの操作に慣れることを中心に実務をこなし、その後で1年目を迎える頃には平均で月間500枚の動画が描けるようになっていました。

また、A社では動画検査を目指す場合は、月間で700枚以上は描けるようにならないと業務としてこなしていけないという基準ができていました。

CACANiのデジタル作画環境が整っていると、”原画マンにステップアップするために必要といわれる300枚/月”の基準を大きく上回っています。
※作品のキャラデザ、線量などによって枚数の基準は異なります。

アニメーターの給与改善で最も早く、確かな方法としては、動画枚数を増やすこと!

ひたすらに何百枚、何千枚と描いて早くなっていくのでは、育成までの時間もかかり、今までのやり方と変わりません。また、休む時間もなく描き続けているアニメーターにとっては、今以上に描く時間を増やすこともできません。

そのため、当プロジェクトで版権に縛られないハギルレコードの制作、ならびに制作工程をありのまま公開することで、フリーランスの個人はもちろんのこと、作品の部署単位から改善に向けてCACANiの導入するための検討材料になると思います。

プロジェクトの成功は、アニメーターの給与改善に直結する作画枚数を増やすことへの大きな第一歩になります。

第三の目的として、アニメーターの離職率を軽減させ、デジタル作画が進んでも筆圧の強弱を活かしたベクター線で【日本の伝統的で繊細なアニメーション技法】を継承し続けたいという考えがあります。

アニメーターの離職率や1枚あたりの動画単価は、ここ10年ほどでそれほど変わっていません。

近年では、アニメーターの労働環境改善の動きはありますが、労働時間が短くなっても動画単価が急激に上がるわけではないため、稼げないと新人~3年目までの離職率は9割近い環境と変わりません。

CACANiの自動中割を導入して改善された環境では、制作スケジュールが圧迫された状況でも、一人あたりの作画枚数が増え、動画センスの育成もされていくため、慢性的なジレンマも解消されていく兆しが見えてくる。

CACANiを習得しているアニメーターが増える環境が整った現場では、第二の目的である[作画枚数が増える]を達成しやすくなります。また、動画仕上げが可能な作品では、兼用でアニメーターが仕上げ作業までCACANiの自動着色を使って完成させる現場も増えてくると思います。

【原画8枚作画→自動中割生成→動画31枚】
自動中割→0:00~1:45 自動着色→1:46~

アニメーターの給与が増えることで、収