立山の片隅に「幸せの牧場」をつくろう 白雪牧場補完計画2021

立山の片隅に「幸せの牧場」をつくろう 白雪牧場補完計画2021
「白雪牧場」は、立山の田園にある小さな手作り牧場です。牧場には二頭の親子ポニーがいて、広々とした原っぱで草を食べながら、親子で仲良くのんびり過ごしています。願いは人と馬が紡ぐ幸せの牧場であること。ポニー親子と訪れる人たちが幸せに過ごせる場を、百姓の工夫と村人の力を合わせて創っていきます。

て、2021年の8月末までの完成を目標に、五つのことを実行します。

①廃屋解体と用地整備(〜7月上旬予定)

牧場から30m下った所に、電気・水道が通った廃屋があります。今回、地主さんからの協力により無償で土地を提供してもらい、廃屋を解体して更地にした上で各種の設備を整備します。基本的に自身でできることは可能な限り対応することで、相場よりも大幅に抑えた費用で解体する予定です。また解体で出た材料は、新たな建屋を作る際に最大限活用します。

解体予定廃屋

②電気・水道インフラ整備(〜7月末予定)

電気配線・上下水整備といったインフラ工事を付き合いのある地域の業者さんに依頼します。電気・水道を導入することで、今後様々な設備を導入する土台ができます。

③馬小屋整備(〜7月末予定)

廃屋の敷地にある鉄骨プレハブの骨組みを最大限活用して、扇風機・防虫ライトの使用できる馬小屋をDIYで作ります。馬たちにとって、最大の山場である夏を快適に過ごせる環境を整えます。

④トイレ・水回り整備(〜8月末予定)

地域の配管屋「原配管」さんにトイレと簡易な水回りの整備を依頼します。トイレがあることで、ゆっくりと長い時間過ごせるようになります。また、水回りを設置することで、手洗いや簡易な調理が出来るようになります。

⑤ピザ石窯(〜7月末予定)

地域の石材店「杉本工業所」さんの特別協力を頂き、富山庄川産の金谷石を使用したピザ窯を設置します。完成後には、農園で育てた有機野菜や米粉でピザとパンを焼いて楽しめるようになります。

富山・庄川産金谷石を使った石釜

ところで、なぜ今回プロジェクトをクラウドファンディングで実行するのでしょうか。白雪牧場にやってくる人の多くは、近くのおじいちゃん・おばあちゃんや子供たちです。散歩ついでに気軽に立ち寄れるよう、これまで決まった入場料を頂くことなく、お気持ちのカンパやエサを売った収益だけで運営しています。今回のプロジェクトは様々な工夫をするとはいえ、こうしたカンパやエサの販売だけで賄うことは難しい金額であります。そこでクラウドファンディングを通してみなさまよりご支援頂けたらと考えております。

なお、目標に達しなかった場合でも、自己資金にて計画は実施します。目標を超過した場合は、少し先の将来に予定しているXプロジェクトの着手金として活用します(Xプロジェクトの内容は目標達成した時にサポート頂いた方々にご案内します。お楽しみに☆)
白雪牧場の活用と可能性

プロジェクト完了後、白雪牧場はどのような場となるでしょうか。牧場の活用について、4つの基本構想をあたためています。

①「遊び」 ー アウトドアパーテイーを楽しむ

白雪牧場には、馬とふれあったり、原っぱで遊んだりと、楽しめるものが沢山あります。これまでも地域の子供たちがやってきては、恰好の遊び場としてきました。

こうしたものに加えて、今回のプロジェクトによって新たにトイレが設置されると、ゆっくり過ごせるようになります。また、簡単な水回りやピザ窯も設置されます。こうした設備があれば、グループ・家族でピクニックでやってきて、子供たちを遊ばせながら、バーベキューやピザ焼きを楽しめるようになります。なお、小さな牧場でありピクニックサイトは1組限定で受入を行うため、混雑しがちなキャンプ場や公園とは違った、プライベートな雰囲気のアウトドア空間となる予定です(ただし、牧場コンテナは引き続き、これまで通り、誰でも来れる開かれた場として開放します)。

ピクニックサイト(1組限定)

②「芸