の酒を造る。
その46もある全ての蔵の協力のもと、生まれた奇跡の泡盛「いちゃゆん」
1本の中に46の蔵の想いとか誇りが詰まった、こんなロマン溢れる泡盛が、製造元の「沖縄県酒造協同組合」に在庫として残ってる。
販売から3年近くもたっているのに、4合瓶250本が動いていない。
コロナで沖縄への観光客も激減し、県外では物産展の類はほぼ中止。
「いちゃゆん」のようなストーリーのある泡盛ですら売れ残ってるのが、コロナの影響の象徴です。
人が動けないから、モノも動かない。
もちろん、動いてないのは「いちゃゆん」だけではありませんが。しかし、こんなストーリーのある泡盛ですら、コロナの影響を受けてしまってる。
、、、なんか、ちょっと悲しすぎる。
そんな泡盛がずっと売れ残ってるなんて、あかんやろ。ぜったい、あかん。
「その「いちゃゆん」、全部、うちが引き取ります!」
思わず、言ってしまいました。
うちが全部引き取ります。
方言で【出会い】と名付けられた奇跡の泡盛と、うちが出会った以上、売れ残ってるやつ、4合瓶250本ぜんぶうちが引き取ります!
【出逢い】や【つながり】がむつかしい今やからこそ、【つながり】で生まれたこんな泡盛を大事にしよ! そうや、これで古酒を作ろ!
日本最古のお酒として600年以上の歴史があり、焼酎のルーツでもある泡盛は、沖縄の人々のみならず、多くの方々に親しまれています。
沖縄が好きな人はたくさんいます。
海の色であったり、三線の音色であったり、きび畑が広がる景色であったり、公設市場の匂いであったり、それぞれの感じ方で沖縄が好きになり、何度も通うようになります。
僕もそうでした。
そんな沖縄を語るに、外せない魅力のひとつが「泡盛」。
「いちゃゆん」は、泡盛市場の活性化に向けて「沖縄県酒造協同組合」が全てに酒造所に呼びかけ、商品化にこぎつけ、数量限定発売されたもので、今後再販される予定はありません。
粗濾過43度は、古酒を造るにはぴったりですし、再販の予定がないので、仕次ぎ用の泡盛もできる限り確保しておく必要があります。
メーカー以外にも、探したところ沖縄県内の有力酒販店にも1升瓶換算で約80本の在庫があることが分かりました。
合わせて、ざっくり180升。
おそらく、うちぐらいの規模の個店が、単一銘柄かつ単一度数で、これだけの泡盛を一度に仕入れるのはあまり例のない取り組みだと思います。
「いちゃゆん」は今年10月に瓶熟成で3年。古酒になります。
(※全量3年以上経過したものが「古酒」)
古酒は年を経ることに味わい深くなるし、甕によって変化も出るので、5年10年とゆっくり育て、「時間を味わう」のが醍醐味です。
「自分だけの壺」や「自分だけの甕」もご用意していますが、みんなで共有する「もあい甕」を準備しました。
途中で試飲しつつ、経過を楽しむ「もあい甕の古酒券」はクラウドファンディングに参加していただく全員の方に配布いたします。
泡盛を飲む際は、直接お店へご来店できる方のみとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
古酒券の有効期限はございませんので、お好きな時にいつでもご利用ください。
※「もあい甕」は、クラウドファンディング参加者専用の甕です。確保できる量が限られているため途中参加は予定していません。
●3,000円
・ナンクル食堂オリジナル手ぬぐい
・「もあい甕のいちゃゆん」古酒券(60cc×3杯 1合分)
●5,000円
・ナンクル食堂オリジナル手ぬぐい
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